【次回のぶら美】自衛隊&アーツ・アンド・クラフツ 東京・府中で異色のツアー BS日テレで10月25日放送

【BS日テレ  ぶらぶら美術・博物館】
★第416回 秋の東京・府中ツアー!航空自衛隊府中基地&府中市美術館
~デザイン革命!アーツ・アンド・クラフツとは?~

★10月25日(火)20時~20時54分放送 番組ホームページ

今回は東京西部の府中市を訪ねました。古くから栄えた歴史のある街で、意外な組み合わせの散策コースを紹介します。まずは、府中の森公園の隣にある航空自衛隊府中基地へ。実はここ、事前に申し込みをすれば、基地見学が可能。気になる府中基地の仕事内容や、新たに創設された宇宙作戦群についてお話を聞いた後は、見学の目玉である、引退した戦闘機の展示場所へ。

世界で初めてマッハ2を超えた名機、「F-104J要撃戦闘機」、戦後初の国産戦闘機「F-1支援戦闘機」、そして、偵察などの目的で開発された「無人機研究システム」を見ながら、開発秘話などを伺います。

続いて、航空自衛隊府中基地から歩いて5分の府中市美術館「アーツ・アンド・クラフツとデザイン」展へ。

「アーツ・アンド・クラフツ」とは、19世紀イギリスで、デザイナーのウィリアム・モリスが先導した工芸とデザインの芸術運動です。今も身の回りにある壁紙や、家具、照明器具、食器、ジュエリーなどのデザインのルーツは、全てこの「アーツ・アンド・クラフツ」に行き着くと言われています。

今回は、日本人にも親しみのあるウィリアム・モリスの壁紙から、名作椅子、白熱電球が生まれた頃の斬新なデザインのランプスタンドに、ティファニースタジオのランプなどの歴史的名品を鑑賞。イギリスのアーツ・アンド・クラフツから始まり、ヨーロッパのアール・ヌーヴォーヘ。そして、アール・デコ。産業革命や技術の進歩を背景にめまぐるしく変わったデザインの潮流をわかりやすく解説します。


(美術展ナビ編集班)