【グッズ開封】「大蒔絵展」金箔入りの飴 リスや抱一のデザインも

この秋は蒔絵の注目展が複数開催されています。その中でも注目がMOA美術館(熱海)、三井記念美術館(東京)、徳川美術館(名古屋)の私立3館が共同で開催する「大蒔絵展」。10月1日から11月13日までは三井記念美術館で開催されている本展は、オリジナルグッズも用意されています。モチーフのセレクトが幅広く、選ぶのに迷いそうです。いくつかを実際に購入してきました。
7点計3,950円、いざ開封!
金箔いり金花茶飴 680円
なんと金箔入りの飴です。金箔に加えて、幸福の花木と言われる黄色い椿「金花茶」が入っています。職人手作りの飴は、蒔絵をたとえたかのように、ずっしりとした甘さでした。


チョコクランチ 750円
重厚な蒔絵デザインの箱に入っていたのは、さくさくのチョコクランチ10個でした。モチーフは、桃山~江戸時代の「桐唐草蒔絵硯箱」(MOA美術館蔵)です。
ポストカード 120円
オリジナルカードは120円のサイズと、大判の200円のものがありました。数も豊富ですので、展示会場で気に入った蒔絵作品を探してみたらいかがでしょうか。

一筆箋 480円
徳川美術館の所蔵する国宝「源氏物語絵巻」の一筆箋です。縦書きも横書きもできます。
チケットファイル 380円
本展では、平安~江戸だけでなく、現代の蒔絵作家の作品も第8章「現代の蒔絵―人間国宝」で紹介されていて、とても見応えがありました。
こちらのチケット入れは、松田権六(1896~1986年)の「赤とんぼ蒔絵箱」(昭和44年)がモチーフです。
手ぬぐい 1,100円
こちらのリスがかわいい手ぬぐいは、人間国宝・室瀬和美さんの蒔絵螺鈿丸筥「秋奏」(平成29年)がモチーフです。
A4ファイル 440円
蒔絵展のグッズなのに、蒔絵ではない酒井抱一の「藤蓮楓図」(MOA美術館蔵)を選ぶのか!とちょっと驚きましたが、会場でもひときわ目立つきれいな絵だったので、ショップで”再会”できたのがうれしくて、思わず手を伸ばしました。
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)
大蒔絵展 漆と金の千年物語 |
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会場: 三井記念美術館(東京都中央区日本橋室町2-1-1三井本館7階) |
会期: 2022年10月1日(土)~11月13日(日) ※会期中、展示替えを行います |
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで) |
休館日:10月24日(月) |
入館料:一般1,300円/大学・高校生800円/中学生以下無料 |
アクセス:東京メトロ銀座線「三越前」駅A7出口徒歩1分など |
[3館共同開催] ※出品作品は会場ごとに異なります。 MOA美術館2022年4月1日~ 5月8日(終了)/徳川美術館:2023年4月15日~5月28日 |
詳細は、大蒔絵展公式ウェブサイトへ |