【次回のぶら美】近代絵画の父、マネの凄さを紹介 BS日テレで10月11日放送

【BS日テレ  ぶらぶら美術・博物館】

★第415回 “近代絵画の父”マネの凄さの秘密とは!?
~モネ、セザンヌから読み解く!「日本の中のマネ」展

★10月11日(火)20時~20時54分放送 番組ホームページ

東京の練馬区立美術館を訪ねました。19世紀フランスで活躍した画家、エドゥアール・マネを、ユニークな切り口で紹介する展覧会を開催中です。
パリの裕福な家に生まれたマネは、伝統的な絵画モチーフを下敷きに、当時はタブーだった同時代の女性のヌードなどを描いた「草上の昼食」や「オランピア」をサロンに出品し、度々スキャンダルを巻き起こします。
世間からの反発に屈せず、独自の絵画世界でサロンに挑み続けたマネ。彼を慕う、モネやルノワールら若手画家たちは、マネのアトリエ近くのカフェに集い、後に「印象派展」と呼ばれるグループ展を開催するに至ります。

そんな近代絵画の父ともされるマネですが、なぜか日本でのイメージは弱くて、印象派と比べると開催された個展も数えるほど。その理由が一体どこにあるのかを、日本にあるマネ作品を中心に、マネから強い影響を受けたモネやセザンヌ、そして日本の洋画家らが、マネを手本に描いた力作などから読み解きます。

さらに、日本を代表する現代美術家、森村泰昌と福田美蘭によるマネ・オマージュ作品も一堂に。時代を超えて、アーティストたちに刺激を与え続ける、巨匠マネの真の凄さと、その作品の魅力に徹底的に迫ります

(美術展ナビ編集班)