注目の画家、初の大規模個展 junaida展「IMAGINARIUM」 PLAY! MUSEUMで10月8日開幕

『の』原画(福音館書店、2019)©︎junaida

junaida展「IMAGINARIUM」
会場:PLAY! MUSEUM(東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 棟 2F)
会期:2022年10月8日(土)~2023年1月15日(日)
アクセス:JR立川駅北口・多摩モノレール立川北駅北口より徒歩約10分
開館時間:10:00~17:00(土日祝は18:00まで/入場は閉館の30分前まで)
入場料(税込):一般 1,800円 、大学生1,200円、高校生 1,000円、中・小学生 600円、未就学児無料
〇割引制度あり(立川市在住・在学者、障害者など)
※会期中無休(年末年始を除く、詳細はウェブサイトでお知らせ)
※当日券で入場できます。休日および混雑が予想される日は事前決済の日付指定券(オンラインチケット)がおすすめです。詳細はhttps://play2020.jp/へ。
junaida展「IMAGINARIUM」メインビジュアル(2022)©︎junaida

『Michi』『の』『怪物園』(すべて福音館書店)など、近年出版した絵本が話題の画家、junaida(ジュナイダ、1978-)。ヨーロッパを思わせる謎めいた空間に細密に描きこまれた人物や背景、明るさと闇が共存する不思議な世界観が注目を集めています。今展「IMAGINARIUM」はjunaida初の大規模個展。絵本原画や一枚絵など400点を超える作品を紹介します。

注目の描き下ろし作品

初の大規模個展に際して、junaidaが三連画の新作「IMAGINARIUM」を描き下ろしました。3点それぞれがjunaida作品の根底にある要素を象徴しています。タイトルの「IMGINARIUM」は「イマジネーション」の「IMAGINE」と、プラネタリウムなどの語尾「RIUM」を組み合わせたものです。

「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida
「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida
「IMAGINARIUM」(2022)©︎junaida

宮殿のような空間で400点の原画を体感

展覧会は2006年から最新作まで400点以上の原画を集め、「交錯の回廊」「浮遊の宮殿」「残像の回廊」「潜在の間」という4章で構成されます。見るものを異世界に誘う、赤や金に彩られた宮殿のような空間で、圧倒的な量の作品を鑑賞し、junaidaの空想世界を体感します。

『HOME』原画(サンリード、2013)©︎junaida
『Michi』原画(福音館書店、2018)©️junaida

ライフワークとして描き続けている宮沢賢治へのオマージュ「IHATOVO」シリーズや、伊坂幸太郎『逆ソクラテス』(集英社)の装画、物語の挿絵や広告のイラストレーションなど、幅広い分野にわたる多彩な仕事も紹介します。

『IHATOVO 01』原画(宮沢賢治、サンリード、2013)©︎junaida
『逆ソクラテス』装画(伊坂幸太郎、集英社、2020)©︎junaida
「アドベントカレンダー」原画(『母の友』2019年12月号特別付録、福音館書店、2019)©︎junaida

ミヒャエル・エンデ『鏡のなかの鏡』をオマージュした最新作『EDNE』や、画集『UNDARKNESS』(Hedgehog Books、2021)などの作品も展示されます。

『EDNE』原画(白泉社、2022)©️junaida
『UNDARKNESS』原画(Hedgehog Books、2021)©︎junaida

巨大アニメーションも

絵本『怪物園』の怪物たちが、巨大なアニメーションとなって、来場者と一緒に行進します。監督は映像作家の新井風愉が担当しました。

『怪物園』原画(福音館書店、2020)©︎junaida

ショップやカフェ、パークも「IMAGINARIUM」に!

展覧会期間中は、PLAY!全体が「IMAGINARIUM」になります。PLAY! SHOPでは図録をはじめ、オリジナルのグッズを多数用意。PLAY! CAFEでもjunaidaの絵本の世界をイメージしたメニューを楽しめます。ミュージアムの上階にある子どたちの屋内遊び場、PLAY! PARKでも展覧会関連のワークショップなどが行われます。

PLAY! SHOP「IMAGINARIUMトートバッグ」各2,860円(税込予価)
PLAY! CAFE「の」の子の帽子のハンバーグのセット サラダ&ライス付き」1,800円(税込)
PLAY! PARK junaida展「IMAGIARIUM」関連企画「空想の旅に出かけよう」

(美術展ナビ編集班 岡部匡志)