「華道家 久保島一智氏 いけばなライブ」開催 花鳥風月展にあわせ 岡田美術館で11月5日開催

花鳥風月展にあわせ、いけばなのライブパフォーマンスを見せてくれる久保島氏

岡田美術館(神奈川県箱根町小涌谷、小林忠館長)では11月5日(土)に、文化振興プログラム「華道家  久保島一智氏  いけばなライブ」を開催します。

同館で、現在開催中の特別展「花鳥風月  名画で見る日本の四季」(12月18日まで)にちなんで、箱根の秋空の下、華道家の久保島氏が自然の美しさをいけばなで表現するライブパフォーマンスです。

当日は、小林忠館長によるスライドトーク「日本の花鳥画と生け花」を開催。その後、同館の正面を飾る風神・雷神の大壁画「風・刻(かぜ・とき)」の前で、草月流の得意とする竹材と秋の花材をメインとしたいけばなを、解説を交えながら披露。完成するまでの様子を楽しむことができます。およそ3㍍に及ぶ迫力満点のいけばなは、イベント終了後も約1週間展示する予定です。

なお雨天の場合は、一部内容を変更して5階ホールで実施します。

<開催概要>

日時:2022年11月5日(土) 13:00~15:00

・小林忠館長のスライドトーク「日本の花鳥画と生け花」

・久保島一智氏のいけばなライブ

参加費:無料(要入館料)

申込方法:電話(0460-87-3931)で氏名、人数、連絡先を伝えて申し込み定員に達し次第、応募は締め切り。

詳しくは(https://www.okada-museum.com/event/222.html)へ。

久保島一智(くぼしま・かずのり)氏 1983年生まれ。いけばな草月流師範。海を愛する新進気鋭の華道家。草月流のモットーは「個性を尊重した自由な表現」。2014年より毎週、岡田美術館エントランスのいけばなを担当。時には流木や自作の花器を用い、美術作品から着想を得た独創性あふれる作品が、来館者を迎えています。

(美術展ナビ編集班)

<開催中の展覧会>

花鳥風月  名画で見る日本の四季

後期:秋冬編 2022年7月16日(土)~12月18日(日)