【開幕】「丁子紅子×Beniko Choji」9月22日まで、銀座・ギャラリー アートもりもと

丁子紅子×Beniko Choji
会場:ギャラリー アートもりもと(東京都中央区銀座3-7-20 銀座日本料理会館2階)
会期:2022年9月17日(土)~9月22日(木)
会期中無休。入場無料。
営業時間:10時30分~18時30分
詳しくは同ギャラリーHP

独特な世界観の「美人画」で注目が高まっている若手日本画家の丁子紅子ちょうじべにこさん(31)が、3年前から展開しているファッションブランド「Beniko Choji」の新作アイテムと、絵画がコラボレートした展覧会が9月17日(土)から、東京・銀座の「ギャラリー アートもりもと」で開かれます。

《ずっと。ずっと。》
《忘れない。》

丁子さんの日本画は、主に無表情な女性が描かれ、「あまり言いすぎず、色数もあまり使わず、見た人が入り込む隙間を作るのを大切にした」独特な作風です。

丁子さんは、日本画を少しでも身近なものとしてもらおうと、桐野夏生さんや赤川次郎さんの小説の表紙のほか、CDのジャケットなど、意欲的に幅広い分野に取り組んできました。

4年前に、大阪のアパレルブランド「0658」に作品を提供したのをきっかけに、2019年から同社のデザイナーらと組んで、自身のファッションブランド「Beniko Choji」を立ち上げました。毎年秋にコレクションを発表し、今年が4回目になります。今年は、「美人画」のほか、植物などもテーマにして、いつもよりも色数を多く感じるかもしれません。

《三つの愛。》

女子美大を卒業後は、オーダーメイドのジュエリーデザインの会社に3年間勤めていたこともあり、鉱物の美しさには強い興味を抱いています。今回も髪のきらめきや花に、貴重な天然鉱物をふんだんに使っています。「やはり天然物はきれいな色が出ます。今はSNSで画像はたくさん見られますが、日本画の絵の具の美しさや、質感は実際に見ないと伝わりません。ファッションをきっかけに、実物を見に足を運んでいただけるきっかけになれば」と話します。

今までになかった「美人画」を追求しながら、幅広いジャンルに取り組む丁子さんの挑戦に、今後も注目です。(読売新聞美術展ナビ編集班 若水浩)

◆丁子紅子 1991年埼玉県生まれ。女子美術大学絵画学科日本画専攻卒業。個展・グループ展多数。第45回現代童画展現代童画大賞。現在、現代童画会委員

新着情報をもっと見る