改修工事中の広島市現代美術館 2023年3月18日にリニューアルオープン 記念特別展「Before/After」を開催

リニューアル予想パース図(広島市提供)

改修工事に伴い、2020年12月28日から休館している広島市現代美術館(広島市南区比治山公園)は2023年3月18日(土)にリニューアルオープンします。黒川紀章設計による意匠は大切にしつつ、来館者にやさしい設備とサービス拡充を進めます。具体的には以下の点が改良されます。

リニューアル予想パース図(広島市提供)

①展示室の壁の補強、照明のLED化など、展示室の機能を更新

②エントランス横にカフェ&多目的ルームを新設

③バリアフリートイレ、ベビーケアルーム、キッズスペースなどサービス機能も充実

改修工事現場の模様(広島市現代美術館提供)
工事の模様(広島市現代美術館提供)

<リニューアルオープン記念特別展「Before/After」概要>

会期:2023年3月18日(土)~6月18日(日)

会場:広島市現代美術館(広島市南区比治山公園1-1)

記念展として全館を用いた特別展を開催。改修工事によって生じる変化を足がかりに、「劣化と修復」「夢と希望」「歴史」「原子力」「産業奨励館と原爆ドーム」「楽園」「災害と再生」をキーワードとして、様々な現象や状況と「前」と「後」に着目します。同館のコレクションを中心に、若手作家による新作を織り交ぜた構成。社会の変化やシステムの綻び、隠され葬り去られた過去や歴史などに敏感に反応し、作品として発表してきたアーティストたちを取り上げ、作家らが出来事と向き合う姿勢、そして変転や変遷の後先を静かに想起させる作品を紹介します。16年ぶりの新規購入作品、シリン・ネシャット《Land of Dreams》を初公開します。

【参加アーティスト】

靉嘔、伊藤公象、井上覚造、⼤岩オスカール、岡本太郎、デニス・オッペンハイム、オノ・ヨーコ、河原温、コウミユキ*、鴫剛、四國五郎、下道基⾏、菅井汲、ナンシー・スペロ、髙橋銑*、⾼⼭良策、⽵村京*、⽥中功起、⽥村友⼀郎、蔡國強、⼟⽥ヒロミ、毒⼭凡太朗*、シリン・ネシャット、ダラ・バーンバウム、ジョン・バルデッサリ、平⽥尚也*、吹⽥⽂明、キース・ヘリング、細江英公、松澤宥、ヘンリー・ムーア、森村泰昌、ヤノベケンジ、横⼭奈美*、若林奮、和⽥礼治郎* 他

※「*」のついたアーティストは、本展のために新作を発表

横山奈美《LOVE》2022 (Photo: Hayato Wakabayashi)
シリン・ネシャット《Land of Dreams》2019 Courtesy of the artist and Gladstone Gallery © Shirin Neshat
和田礼治郎《禁断の果実》(部分) 2016 パリ・レコレ国際センターでの展示風景(Photo: Martin Argyroglo)

(美術展ナビ編集班)

 

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