【開幕】『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」現代の光技術と』展 谷崎の理想とした美を最先端の照明テクノロジーで表現 東京・京橋のBAG-Brillia Art Gallery-で9月25日まで

LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」現代の光技術と |
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会場:BAG-Brillia Art Gallery-(東京都中央区京橋 3 丁目6-18 東京建物京橋ビル) |
会期:8月26日(金)~9月25日(日) |
開館時間:11:00-19:00 |
定休日:月曜日 ※祝日の9月19日(月)は営業(翌日振替休) |
詳しくは(https://lightanddishes.com/news/article/426)へ。 |
この柔らかで自然な光線、いかがでしょう。谷崎潤一郎が「陰翳礼讃」で理想とした空間の美を、最先端の照明のテクノロジーで表現する展覧会が開かれています。
東京・京橋のBAG-Brillia Art Gallery-で8月26日(金)に始まった『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」現代の光技術と』展です。前々日に行われた内覧会に伺いました。
急速に進化するLED照明。今や太陽光線を95%再現できる質の高さだそうです。従来の照明とはひと味もふた味も違い、灯りと翳りの織り成す落ち着いた空間。谷崎が尊んだ障子を透した光のようでもあります。
和紙や屏風を生かした繊細な空間演出も。展示では「陰翳礼讃」から6つの文章を引用。現代のLED技術を駆使し、日本の伝統素材や工芸品も生かして様々な角度から光を視覚的に表現します。コンパクトな展示ながら中身は濃く、谷崎ファンも嬉しいでしょう。
隣りの区画では新しい照明器具に関する情報の発信なども行われます。
『LIVE+LIGHT In praise of Shadows 「陰翳礼讃」現代の光技術と』は9月25日(日)までの開催。詳しくは↓をご覧ください。(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)