【長野】開館20周年記念「みせたい!日本画コレクション」水野美術館で9月25日まで 大観《無我》や初お披露目の上村松園、鏑木清方など

開催概要

  • 会期

    2022年8月2日(火)9月25日(日) 
  • 会場

    水野美術館
    https://www.mizuno-museum.jp
    長野県長野市若里6-2-20
  • 観覧料金

    当日 一般1,100円/中高生600円/小学生300円
    小中学生は、毎週土曜日は無料
    お着物でご来館の方は半額

  • 休館日

    月曜日(9月19日は開館)、9月20日

  • 開館時間

    09:30〜17:30 (入館は17時まで)
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長野市の水野美術館で開館20周年を記念する「みせたい!日本画コレクション」展が8月2日から始まりました。
2002年に開館した水野美術館は、「きのこの総合企業」ホクト株式会社の創業者、故・水野正幸氏が蒐集しゅうしゅうした豊富な近現代の日本画コレクションが特徴です。コレクションの代表格の横山大観《無我》から、初展示となる西郷孤月、上村松園、鏑木清方の新収蔵品まで、選りすぐりの名品を一挙に展示します。展示替えあり、9月25日まで。

担当した学芸員の野口春花さんに上村松園の《盛夏》と、横山大観《無我》について紹介してもらいました。いずれも通期展示。

上村松園《盛夏》制作年不詳


美人画の巨匠・上村松園による《盛夏》は近年新収蔵され、本展で初お目見えとなる作品の1点です。玩具で遊ぶ赤子と、その姿を見つめる女性を描いています。今の時期にぴったりな夏の美人図で、女性の着物には朝顔の花、団扇には季節を先取りした秋草など、衣服や持ち物の繊細な表現も楽しめます。

展示の様子

横山大観《無我》1897年

横山大観《無我》は、大きな着物をまとい遠くをみつめる童子の姿で、「無我」という仏教の思想を表した作品です。
大観は《無我》を3点描いており、このうち当館所蔵の《無我》は、当館のコレクションとなるまで30年間も行方が分からずにいたため「幻の無我」と呼ばれる貴重な作品です。
また、本作をご覧になるときはぜひ童子の顔にご注目ください。ふっくらとした頬と黒目の大きな瞳の愛らしさに思わず微笑んでしまいます。

展示の様子

「長野にこんな日本画が!」

野口さんは「水野美術館は、みなさまのおかげで開館20周年を迎えることができました。これを記念した本展は、よりすぐりの名品はもちろん、これまで公開する機会のなかった資料類の展示、また当館館長と学芸員が選んだイチオシ作品紹介など、当館の『魅せたい/見せたい』思いがたっぷり詰まった展示となっています。何度も来ていただいた方はもちろん、まだ来たことないよという方にもこの機会にぜひ足を運んでいただいて、『長野にこんな日本画があったんだ!』と発見していただければ幸いです」と話しています。

無我のコットンバックが新登場!


開館20周年を記念して、大観《無我》をデザインしたオリジナルコットンバッグが制作されました。マチが付いているので、エコバッグとしても使いやすいとのこと。価格は330円。水野美術館名品集(2,310円)とバッグの特別セットは2,365円とお買い得になります。

(読売新聞デジタルコンテンツ部)

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