注目の19展覧会のミュージアムグッズをまとめて紹介!【8月開催】

美術館や博物館は作品を鑑賞するだけでなく、個性あふれるミュージアムグッズを購入することも楽しみの一つです。8月に開催の展覧会のグッズを紹介した記事をまとめました。この記事で開封したものもありますので、ぜひご覧ください。(すでに売り切れなど販売されていない場合もあります)

「展覧会 岡本太郎」(大阪中之島美術館)

「爆発」「でたらめ」「べらぼう」、昭和に大ブレークした岡本太郎の芸術は、令和の今でも、いや今だからこそ人を惹きつけます。グッズもとても個性的なものばかりでした。

「特別展アリス―へんてこりん、へんてこりんな世界―」(森アーツセンターギャラリー)

アリスの世界も、魅力的な「でたらめ(へんてこりん)」な世界ですね。グッズもかなりのこだわりの品々。10月10日まで、森アーツセンターギャラリー(東京・六本木)で。

「よめないけど、いいね!」(根津美術館)

根津美術館(東京・青山)では、展覧会のオリジナルグッズではありませんが、展覧会の会期にあわせて、少しずつ新しいグッズが出てきます。「よめないけど、いいね!」展の開幕にあわせて、こちらの美術館初の卓上カレンダー(1100円)が新グッズとして登場しました。来年のカレンダー、「早いけど、いいね!」だそうです。通常の大型カレンダーは例年通り10月に発売予定。「よめないけど、いいね!」展は8月21日まで。


「日本美術をひも解く 皇室、美の玉手箱」(東京藝術大学大学美術館)

展示会場はまさに「美の玉手箱」。ショップも玉手箱からあふれたような美と個性にあふれるグッズの数々でした。東京藝術大学大学美術館(東京・上野)で9月25日まで。

「首里染織館 suikara(すいから)」

沖縄が誇る染め織りの魅力を発信する「首里染織館 suikara(すいから)」。沖縄で生まれ育った染め物「琉球びんがた」の実物を購入することができます。いくつか買ってきましたので、開封します!

琉球びんがた事業協同組合の「テーブルマットミニ」(3,000円)と「コースター」(800円)です。

どうです、このすばらしい模様。

検定マークもレトロでおしゃれです。

 

こちらは首里織などのコンパクトでかわいいグッズたち。
右:工芸GUSHIの「ストラップ」(1500円)
中央:アトリエ風土の首里織(首里道屯織)「マース袋」(833円)。マース袋は、塩の入った沖縄のお守りです。
左:MIYAの首里織(首里花織)「ヘアゴム スクエア」(800円)
奥:那覇伝統織物事業協同組合の首里織(やしらみ花織)「コースター」(910円)
です。

「フェルメール展」(大阪市立美術館)

東京、北海道に続き、7月16日から「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が大阪市立美術館で開催されます。オランダな空気に満ちあふれたステキなグッズにも注目です。

「ゴールデンカムイ展」(京都文化博物館)

東京会場に続き、「連載完結記念 ゴールデンカムイ展」が京都文化博物館で9月11日まで開催されています。面白さと工夫のあふれたオリジナルグッズは注目です。人気のものは売り切れの場合がありますので、在庫状況が確かめられる公式サイトもご確認ください。九州、北海道に巡回します。

「もしも猫」展(名古屋市博物館)

浮世絵で擬人化されたかわいい猫たちが躍動する「もしも猫」展はグッズもバラエティに富んでいます。8月21日までです。東海地方の猫好きは要チェックです。

「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」展(横須賀美術館)

佳境に入ってきた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目の三浦一族(史実では和田義盛も三浦一族です)。運慶のファンはもちろん、三浦一族ファンにはたまらないグッズが並びます。9月4日まで。10月7日から横浜市の神奈川県立金沢文庫でも開催されます。

「ルートヴィヒ美術館展」(国立新美術館)

国立新美術館で9月26日まで開催の「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション」。グッズはおしゃれなものが多かったです。靴下は特にお気に入りです。

「自然と人のダイアローグ」展(国立西洋美術館)

国立西洋美術館で9月11日まで開催の「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」。グッズを買えば、いつでも名作や自然と対話ができそうです。

「ゲルハルト・リヒター展」(東京国立近代美術館)

現代美術を代表する作家の大規模展「ゲルハルト・リヒター展」が東京国立近代美術館で10月2日まで開催されています。ショップのグッズは、リヒターの作品を取り入れたものと、リヒター展のロゴがモチーフのものの大きく2種類あります。リヒターのグッズはこれまでほとんど無かったそうです。

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」(市立伊丹ミュージアム)

兵庫県の市立伊丹ミュージアムで8月28日まで開催されている「ヨシタケシンスケ展かもしれない」はグッズも抱腹絶倒です。9月にひろしま美術館、12月に松坂屋美術館(名古屋市)に巡回します。

「兵馬俑展」(静岡県立美術館)

8月28日まで静岡県立美術館で開催の「兵馬俑展」は、グッズのおしゃれさが京都展から話題でした。このあと、名古屋、東京にも巡回します。

「琉球展」(九州国立博物館)

特別展「琉球」は九州国立博物館で開催中。充実の展示内容に加えて、刀剣乱舞とのコラボをはじめ、オリジナルグッズも魅力的なものがそろっています。

「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」(神戸市立博物館)

神戸市立博物館で9月25日まで開催の「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」は、グッズもグレイツ。北九州にも巡回します。

「宝石展」(名古屋市科学館)

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」が9月19日まで名古屋市科学館で開催されています。グッズもきらびやかなものがずらり。安部祐一朗さんの名古屋版の新作コラボ描き下ろしのポストカードなど、名古屋のみのグッズもありますので要チェックです。

「ポンペイ展」(宮城県美術館)

特別展「ポンペイ」は宮城県美術館で9月25日まで開催中。黒い炭化パンのグッズ(クッション)がSNSで大きな話題になりました。10月12日から九州国立博物館に巡回します。

「羽生結弦展2022」(大阪高島屋)

8月10日~22日まで大阪高島屋で開催されている巡回展「羽生結弦展2022」。グッズも魅力的です。大阪のあとは9月15日~28日に羽生選手の地元、仙台市の藤崎で開催されます。


(読売新聞美術展ナビ編集班)