【開幕】「漫画家山下和美展 ライフ・イズ・ビューティフル」世田谷文学館で入場無料 9月4日まで

漫画家山下和美展 ライフ・イズ・ビューティフル

アクセス:京王線「芦花公園」徒歩5分

詳しくは世田谷文学館のHP

『天才 柳沢教授の生活』で知られる「漫画家山下和美展 ライフ・イズ・ビューティフル」が7月30日(土)から9月4日まで世田谷文学館で開催されます。開幕前日の内覧会に伺いました。名作のカラー原画や初公開の中学時代の漫画など150点で画業をたどります。入場無料です!

少女漫画家だった山下和美先生がちょっとした縁で青年誌モーニングに描くことになった、大学教授の父親のことを描写した一枚のエッセーマンガの原画(上の写真右手前)も展示。これを見たモーニング編集長の鶴の一声で『天才 柳沢教授の生活』の連載が決まりました。

方向性に悩んでいる新人漫画家たちには山下先生から「身近を見て!そこに宝はある」と力強いメッセージ。

昨年、第25回手塚治虫文化賞マンガ大賞に輝いた長編『ランド』や、世田谷にある明治時代の洋館(旧尾崎邸)の保存活動のドキュメント『世田谷イチ古い洋館の家主になる』など、漫画家としての進化を現在進行形で追うことができます。

地元の洋館保存活動が縁で世田谷文学館での展覧会が実現。同文学館では初めてとなるコンパクトな会場での「シーズン展示」。スペースが広くない分、原画を中心とした150点からなるぎゅっと濃度の高い展示になっています。本展描きおろしの作品がクリアファイルとポストカードの2種のオリジナルグッズになるなど、展覧会として充実しています。

山下先生が中心となって保存活動を進める世田谷区豪徳寺にある洋館「旧尾崎邸」は2023年夏に補修工事を完了。その後、漫画・イラストを中心にしたギャラリー、カフェ、ショップなどが入る施設としてオープンする予定とのこと。こちらも、世田谷の新たなアートスポットとして注目が集まりそうです。
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

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