8月に始まる全国の展覧会・美術展を公式SNSとともに紹介

夏本番の8月です。前月(7月)に比べると8月の開幕は少なめですが、「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」(東京藝術大学大学美術館)や「李禹煥展」(国立新美術館)など注目展もたくさんあります。公式SNSがあるものはSNSでの発信も紹介しますので、気になる展覧会があればチェックしてみたください。(随時更新)

【6日】「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」東京藝術大学大学美術館

皇室に伝えられた品々を収蔵する宮内庁三の丸尚蔵館の優品で日本美術を分かりやすく紹介する特別展です。いずれも国宝の伊藤若冲「動植綵絵どうしょくさいえ」、「蒙古襲来絵詞」、狩野永徳「唐獅子図屏風」など宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵品が並びます(前期後期入れ替えあり)。重要文化財の高橋由一「鮭」など藝大コレクションにも注目です。

【10日】「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」 国立新美術館

国際的に注目を集めてきた「もの派」を代表する美術家、李禹煥(リ・ウファン)の大規模回顧展。東京では初めての開催となります。

【11日】「サンエックス90周年 うちのコたちの大展覧会」松屋銀座

「たれぱんだ」、「リラックマ」、「すみっコぐらし」など、数々の人気キャラクターを生み出したサンエックスの大展覧会が松屋銀座で。8月30日まで。

【16日】「合縁機縁~大倉集古館の多彩な工芸品~」 大倉集古館

現存最古の私立美術館である大倉集古館(東京・虎ノ門)は、今年、前身である大倉美術館が公開されてから120年の節目の年を迎えました。本展では、120年の大倉集古館の歴史を、大倉財閥ゆかりの刀剣、古代中国の陶俑、清の染織品、タイの美術品など、あまり公開されてこなかった貴重な工芸品を通じて、振り返ります。

【6日】「日本画をたのしもう~高精細複製が語る名品の世界~」米沢市上杉博物館

高精細複製だからできる夢のコラボが実現します。狩野永徳、長谷川等伯、岩佐又兵衛の国宝屏風 俵屋宗達と尾形光琳の風神雷神図を一度に鑑賞できます。山形県の米沢市上杉博物館で。

【31日】「没後80年 竹内栖鳳」 足立美術館(島根県)

日本画壇に大きな功績を残した画家・竹内栖鳳(1864~1942)。栖鳳の没後80年を記念し、多彩な栖鳳作品を紹介するほか、上村松園、山元春挙、富岡鉄斎などの作品も展示します。

【2日】開館20周年記念展「みせたい!日本画コレクション」水野美術館(長野)

今年開館20周年を迎えた長野市の水野美術館で、代表的な収蔵品の横山大観の《無我》から新収蔵品まで一挙公開する展覧会が行われます。

そのほか開催日順

【1日】「獣~神と仏の動物」藤田美術館(大阪)

【2日】「松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.2」 松岡美術館

館蔵の中国陶磁、中国絵画、日本画、西洋画、能面などのコレクションを再構成し、3会期連続で「出会い」をテーマにした企画展を開催中の松岡美術館。そのVol.2となる本展では、龍や鳳凰などのモティーフが用いられた陶磁器・銅鏡・翡翠作品、中国や日本からの影響をはらむ西洋画などを紹介します。

【2日】「大勾玉展-宝萊山古墳、東京都史跡指定70周年-」 大田区立郷土博物館

東京都大田区の宝萊山古墳は全長約100mと関東では有数の規模を誇る前方後円墳で、ヒスイ製の勾玉が4点出土。今展では、大田区で出土した勾玉のルーツに迫るため、全国各地から約1500点の勾玉を一堂に集めます。

【5日】「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」 国立科学博物館

【5日】「ノーマン・ロックウェル展」 横山美術館

愛知県の瀬戸で制作された陶磁器製の置物や装飾品、人形は「セト・ノベルティ」と呼ばれ海外の人々に愛されました。名古屋市にある横山美術館では、古き良きアメリカを描いた人気イラストレーター、ノーマン・ロックウェル作品のノベルティを紹介します。

【6日】「イラストレーター 安西水丸展」 佐倉市立美術館

様々な分野を横断して活躍したイラストレーター安西水丸さん(1942-2014)の回顧展が千葉県の佐倉市美術館で。

【6日】「みんなのまち 大阪の肖像」第2期 大阪中之島美術館

【6日】「絵本作家・鈴木のりたけの “しごとば”展 進化する絵本の世界」  武蔵野市立吉祥寺美術館

面白くてためになる絵本の世界。新幹線運転士、消防隊員、女優、米農家、客室乗務員、特殊メイクアップアーティスト、恐竜学者、オーケストラ団員、医者など計20職種の“しごとば”の原画を展示します。

【6日】「ミュシャとおとぎの国の姫君たち」 堺 アルフォンス・ミュシャ館(大阪府)

姫君たちの運命をたどりながらミュシャが描いた物語世界を7つのテーマで紹介します。

【6日】「髙原洋一 版画展 ELEMENT+ 気・水・土・火・時」 高浜市やきものの里かわら美術館(愛知県)

「気・水・土・火」の四大元素に「時」を加えたテーマで、版画家・髙原洋一の作品を紹介します。

【6日】「みる冒険 ゆらぐ感覚」 愛媛県美術館

普段気に留めることもなく過ごしている視覚世界に改めて向き合い、あらゆる感覚を用いて「みること」を思考する特別展です。

【6日】開館10周年記念展 横尾さんのパレット 横尾忠則現代美術館

【8日】「武家政権の軌跡-権力者と寺」 相国寺承天閣美術館(京都)

室町幕府3代将軍の足利義満により創建された相国寺。相国寺とその塔頭に伝来する、肖像画、墨蹟、中国絵画、古文書から、武家政権との交流の軌跡をたどる歴代の足利将軍ゆかりの寺宝や初公開の肖像画まで、全96点を展示します。

【9日】「イメージ・メイキングを分解する」東京都写真美術館

目に見えるものから心の中に浮かんだことまでイメージに形を与えることを「イメージ・メイキング(image-making)」と呼び、35ミリフィルム映写機、コンピュータ・グラフィックス、数理アルゴリズム、想像上の映像機器など様々なイメージ・メイキングの道具や方法などを紹介します。

【19日】「一笑一顰-日本美術に描かれた顔-」 大和文華館(奈良市)

微笑んだり眉を顰ひそめたり、感情を多く人物を描いた日本の絵画をただります。一笑一顰は「いっしょういっぴん」と読みます。

【20日】「没後50年 伊東深水 -幻の名品《湯の香》初公開-」 名都美術館(名古屋市)

【23日】「博物館髪形探訪」 福岡市博物館

【23、26日】第38回読売書法展 東京都美術館、国立新美術館

国内最大級の書の公募展「第38回読売書法展」が国立新美術館(26日から)と東京都美術館(23日から)で開催。「読売大賞」などの入賞・入選作品が、書壇最高峰の書家の新作とともに公開されます。

【27日】「樂歴代特別展 利形の守破離ー利休形の創造と継承ー」樂美術館(京都)

【27日】「ぞろぞろ・わいわい・人だらけ」板橋区立美術館


(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)


7月に始まる展覧会(東日本編)


7月に始まる展覧会(西日本編)

新着情報をもっと見る