「ベルサイユのばら展」詳細が公開!ベルサイユ宮殿をイメージした優雅な回廊に、オスカル 生涯ただ一度のドレスも展示

エントランス展示イメージ ©池田理代子プロダクション

東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で9月17日(土)から開催される「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー」。ベルサイユ宮殿をイメージした豪華絢爛なエントランスや会場構成など、展覧会の詳細情報が明らかになりました。

私たちを迎えてくれるのは、ベルサイユ宮殿をイメージした優雅な回廊。奥には、オスカル、マリー・アントワネット、フェルゼン、アンドレの4人のパネルが、まさにそこに佇んでいるかのように展示されます。

昼と夜とで異なる表情を見せる、海抜250メートルの窓面には、登場人物たちがまるで宮殿に飾られた肖像画のように展示され、華麗なる「ベルサイユのばら」の世界へ誘われることでしょう。

【序章】 「ベルサイユのばら」誕生

「いつかアントワネットの生涯を何らかの形で描きたい」と思い続けた池田理代子氏。当時、少女漫画の題材に歴史物を扱うことは異例と言われるなか発表した「ベルサイユのばら」は、連載開始から半世紀を迎えた今もなお、多くの人を魅了し続けています。

作品の主要登場人物の紹介などとともに、半世紀にわたる「ベルばら」の壮大な物語の幕開けが紹介されます。

【第1章】 「ベルサイユのばら」

連載当時の原画約180点を物語に沿って展示され、物語の魅力はもちろん、いきいきとした美しく力強い線や胸に染みるセリフを堪能できます。また、本編では描かれなかった秘話や真実を明らかにし、40年ぶりの新刊として話題となった『ベルサイユのばら エピソード編』の原画も公開。池田氏の作品に込めた思いや、連載の舞台裏などのエピソードも紹介されます。

1972年『週刊マーガレット』21号表紙の カラーイラスト ©池田理代子プロダクション
『ベルサイユのばら』完全版7巻より ©池田理代子プロダクション
『ベルサイユのばら』完全版1巻より ©池田理代子プロダクション
『ベルサイユのばら』完全版8巻より ©池田理代子プロダクション
『ベルサイユのばら エピソード編Ⅳ』より ©池田理代子プロダクション
『ベルサイユのばら エピソード編Ⅳ』より ©池田理代子プロダクション

オスカル 生涯ただ一度のドレス

オスカルのドレス展示イメージ ©池田理代子プロダクション

フェルゼンへの恋心を断ち切るため、オスカルが生涯でただ一度身にまとったドレスも展示されます。文化服装学院オートクチュール科の学生たちが制作したこのドレスは、光沢を放つ絹の生地や数千個のビーズがあしらわれ、ため息が出る美しさ。

異国の貴婦人を装ったオスカルが、舞踏会でフェルゼンの腕に抱かれて踊る名場面が目に浮かぶことでしょう。

『ベルサイユのばら』完全版4巻より ©池田理代子プロダクション

 

【第2章】 宝塚歌劇「ベルサイユのばら」

宝塚歌劇版「ベルサイユのばら-オスカル編-」2014年宙組公演 ©宝塚歌劇団

連載終了の翌年、1974年に宝塚歌劇で「ベルサイユのばら」が舞台化されると、社会現象ともいえるほどの空前の「ベルばらブーム」が起こります。宝塚歌劇では、その後も「ベルサイユのばら」は繰り返し再演され、宝塚の象徴的な作品となりました。

本章では、劇中ではお馴染みの「オスカルの部屋」が再現されます。オスカルとアンドレが愛を誓いあう名場面「今宵一夜」など、オスカルを取り巻くさまざまなドラマに思いを馳せることができるでしょう。

豪華絢爛な舞台衣装や小道具、過去の公演ポスターや衣装のデザイン画などの展示はもちろん、舞台化を企画した、宝塚歌劇団の演出家・植田紳爾氏による作品への想いや、演出を手掛けた昭和が誇る映画俳優・長谷川一夫氏による“魅せる演技”の秘訣も紹介。湧き上がる賛否両論の声を力に変えて実現した、宝塚歌劇の「ベルサイユのばら」の世界に迫ります。

【第3章】 TVアニメ「ベルサイユのばら」

TVアニメ「ベルサイユのばら」 ©池田理代子プロダクション・TMS

1979年にアニメ化され、今も根強い人気を誇るTVアニメ「ベルサイユのばら」は、監督にTVアニメ「巨人の星」を手掛けた長浜忠夫氏とTVアニメ「あしたのジョー」の出﨑統氏、キャラクターデザインは荒木伸吾氏・姫野美智氏と、当時のアニメ界が誇る豪華スタッフが結集して制作された作品でした。

本章では貴重なセル画を展示するほか、長浜監督と出﨑監督それぞれの演出の特徴、アニメ版のみどころなどを解説し、そのオリジナリティあふれる世界が紹介されます。

【第4章】 「ベルサイユのばら」は永遠に

連載開始から半世紀、現在にまで続く「ベルばら」ワールド。本章では、コメディタッチの4コマ漫画『ベルばらKids』や、海外各国で翻訳・出版された書籍、懐かしのお宝グッズなどのほか、バラエティ豊かな企業とのコラボレーション事例も紹介されます。

「ベルばら」をめぐるモノ・コトを通して、その唯一無二の世界観を存分に体感できます。

海外翻訳コミックス表紙 ©池田理代子プロダクション
文具と集英社『週刊マーガレット』(1974年/50~52号)でのプレゼント企画「ベルばら手帳」 ©池田理代子プロダクション
おしゃれセット ©池田理代子プロダクション
小学館『小学三年生』(1990年/1・2月号)に掲載のフォト絵本「ジェニーのベルサイユのばら」用に製作された人形 ©池田理代子プロダクション
ハンカチ ©池田理代子プロダクション

「愛と感謝の50周年 ベルサイユのばらアニバーサリーブック」

ベルサイユのばら」の軌跡と魅力を伝えるファンブックの発売も決定。ファン必携の一冊となるでしょう。

内容:
●作者自身のコメント入りで紹介するイラストギャラリー
●カラーでたどる「ベルサイユのばら」50年史
●もっとベルばらを知る…エピソード編ガイド
●ベルばらを継ぐ…著名人描きおろしイラスト&寄稿
●池田理代子先生描きおろし「理代子のひとりごと2022」
●今だから聞ける、言える「50周年50問50答」
●満を持して新作:ベルばらカルタ50th

愛と感謝の50周年 ベルサイユのばらアニバーサリーブック ©池田理代子プロダクション/集英社

本展は、大阪・阪急うめだ本店にも2022年11月30日~12月12日まで巡回予定。その他の巡回先など最新情報は、決まり次第公式サイト等に掲載されます。

(読売新聞美術展ナビ編集班)

誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー

展覧会公式サイト(https://verbaraten.com/)

 

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