【開幕】「展覧会 岡本太郎」大阪中之島美術館で10月2日まで 史上最大のTARO展がやってきた!

《森の掟》1950 川崎市岡本太郎美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団

史上最大のTARO展!7月23日から大阪中之島美術館で「展覧会 岡本太郎」が始まりました。10月2日まで。東京、愛知にも巡回する注目展です。

展覧会 岡本太郎
会場:大阪中之島美術館
2022年7月23日(土)~10月2日(日)
休館日:月曜日
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
観覧料:一般 1,800円 大学・高校生1,400円
事前購入(日時指定券)推奨
詳しくは展覧会公式サイトヘ。
問い合わせ050-5541-8600(ハローダイヤル)
東京展:東京都美術館
会期:2022年10月18日(火)~12月28日(水)
愛知展:愛知県美術館
会期:2023年1月14日(土)~3月14日(火)

開幕前日の内覧会を取材

会場の入り口

「芸術は爆発だ!」などの名言で知られる岡本太郎は、絵画、彫刻、建築…と幅広い領域で活躍しました。本展の狙いは「岡本太郎そのもの」を展示すること。最初期から晩年までの作品を辿ることで、岡本太郎芸術を体感できます。会場に入っていきましょう!

18歳でパリに渡った太郎は、1940年に帰国するまでの10年間で最新の前衛芸術運動や思想に触れ、芸術家としてのアイデンティティを模索しました。パリ時代の作品は戦火で焼失し、現存するのは太郎が戦後に再制作したこの4点のみ。でしたが…

《傷ましき腕》1936/49年 川崎市岡本太郎美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
左:《空間》1934/54年 川崎市岡本太郎美術館蔵 右:《コントルポアン》1935/54年 東京国立近代美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
《露店》1937/49年 ソロモン・R・グッゲンハイム美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団

新発見のパリ時代と推測される3作品が初公開

本展で初公開となるのがパリで見つかった3作品。本展開催を機にした調査で1931〜33年頃に「岡本太郎が描いたものである可能性がきわめて高いと推察される」と結論づけられました。他の作品とは作風が異なるようです。若き太郎がパリで自分の芸術を確立するべく、必死に描いたのでしょうか。

《作品A》《作品B》《作品C》推定 岡本太郎 1931-33? ユベール・ル ガールコレクション(パリ)

歩くごとに押し寄せるパワー!

展示室一面に並ぶ絵画は、あまりにも鮮烈。作品が発する力の渦に巻き込まれそうです。

右:《夜》1947 川崎市岡本太郎美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
《森の掟》1950 川崎市岡本太郎美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
左:《クリマ》1951 川崎市岡本太郎美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
左:《反世界》1964 東京国立近代美術館蔵 右:《千手》1965 川崎市岡本太郎美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団

晩年まで「爆発」を続けていた生き様

今まであまり知られてこなかった晩年の作品からは、さらに強い力が感じられました。まるで作品同士が対決しているかのよう。世の常識、芸術、自分自身――。あらゆるものに挑み、生身をぶつけるように創作し続けた岡本太郎の生き様を感じずにはいられません。

第6章「黒い眼の深淵」展示風景 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団

 

岡本太郎を体感できる

《坐ることを拒否する椅子》(*本展では座ることができます!)、《犬の植木鉢》などのパブリックアートもお見逃しなく。おなじみの《太陽の塔》の1/50サイズの立体作品や内部模型、構想スケッチも見ることができます。

《太陽の塔(1/50)》1970 川崎市岡本太郎美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
《坐ることを拒否する椅子》1963 川崎市岡本太郎美術館蔵 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
《犬の植木鉢》1955 川崎市岡本太郎美術館蔵 などが並ぶ第4章「大衆の中の芸術」展示風景 ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団

グッズや話題のTAROMANの撮影スポットも

岡本太郎芸術のエネルギッシュな魅力が詰まったグッズにも惹きつけられました。マグネットなどの定番アイテムから、風船や折り畳み傘などユニークなものまで、ラインナップが豊富。

そしてNHK Eテレで放送中の「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」の記念撮影スポットも!

本展は、映像をのぞいてほぼすべての作品が静止画で撮影可能です。阿部サダヲさんがナレーションの音声ガイド(有料)もおすすめです。
(ライター・三間有紗)

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