【開幕】待望の東京初の大規模個展 「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」 東京オペラシティ アートギャラリーで9月19日まで

国際的な注目を集めるライアン・ガンダーの東京で初めてとなる大規模個展「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」が東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。


本展は、昨年の開催を予定していながらも、コロナ禍による影響で延期を余儀なくされていた。しかし、代わりに絶妙な手法で同館の寺田コレクションを作家が厳選する企画展を実施し、困難な状況でも発想の転換によってよいものを届ける作家のポリシーが遺憾なく発揮された好企画となった。


満を持して、ガンダー自身のユーモアあふれる作品が楽しめる本展では、新作を含め空間全体をひとつの作品ととらえている。展示のひとつひとつには、創作初期から持ち続けている関心事である、時間、お金・価値、教育、よく見ないと見えないもの……がテーマとなっているようだ。鑑賞者が「見る」ことで、様々な問いを生み出し、「考える」ことで新しい発見につながる、そんな鑑賞体験をユーモアとともに運んでくれる。

ガンダーの見据える世界は、我々が生きている「今」であり、同じ時代を生きるアーティストだからこそ共感できる“時代のサイン”が散りばめられている。
本展会場は撮影可能、ただし「撮影のための後ずさり禁止」と会場の解説もユニークな一面をのぞかせる。

さらに上階では、再び「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」を開催。こちらもあわせて楽しみたい。9月19日まで。

ライアン・ガンダー われらの時代のサイン

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