神田明神で「鎮守の森コンサート」が開催 若手のピアニスト2人の熱演と宮田亮平さんの講演

コロナ禍で音楽家は演奏の機会が、神社は結婚式が減少する中、東京・外神田の神田明神で7月12日夜、「鎮守の森コンサート」が初めて開催されました。若手ピアニストの矢野雄太さんと三原有紀さんが、普段は披露宴などに使われている明神会館に集まった観客約100人の前で熱演しました。
イタリアでプロとしての活動を始めたばかりの矢野さんはコロナ禍で昨年やむなく帰国、「無観客演奏はあったが、観客の前でなかなか弾く機会がなかった」と感無量の様子でした。演奏前に講演した前文化庁長官で元東京藝大学長の宮田亮平さんも、若手2人の演奏にスタンディングで拍手をおくっていました。

金属工芸家でもある宮田さんは2005年、神田明神の境内にジェラルミン製の「えびす様」像を制作した縁があります。恵比寿は日本神話の少彦名(すくなひこ)命。恵比寿は鯛を持つ老人が定番ですが、この像は少年のようで、その手にはなにもありません。見る人の希望や祈りを手のひらにのせてとの思いが込められているのだそうです。そんな話も講演では聞けました。


また、秋葉原に近いためアニメ・漫画とのコラボ展覧会の会場として使われることもある神田明神資料館では、7月16日から8月31日まで「佐山サトル(初代タイガーマスク) 武道の創造展」(拝観料大人300円)が開催されています。
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

神田明神HP

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