【プレビュー】「出会い」をテーマにした企画展、3期連続の第2期――「松岡コレクション めぐりあうものたちVol.2」 松岡美術館で8月2日開幕

松岡美術館の創設者・松岡清次郎はオークションや公募展に足を運び、自らの琴線に触れる作品と「めぐりあい」約2400点のコレクションを収集した。そのコレクションを再構成し、3会期連続で開催しているのが、この企画展「めぐりあうものたち」だ。今回はその第2期。「企画展1 霊獣の文様(しるし)」、「企画展2 西洋絵画展 ―東洋のかおり」、「《特別展示》中国青銅器 文様」の3パートで開催する。

《青花雲龍文扁壺》 清時代 乾隆期 景徳鎮窯

「企画展1 霊獣の文様」では、館蔵の中国陶磁コレクションの中から、龍や鳳凰、麒麟、獅子などの霊獣・瑞獣が描かれた作品を展示。それらの起源や意味について紹介しながら、そこに映し出される古代中国の人々の願いや祈りにも目を向ける。「めぐりあうものたち」の第1期で公開されている《青花龍唐草文天球瓶》も引き続き展示される。

ヨン・フレデリック・ピーター・ポルティーリエ 《オリエントの少女像》

「企画展2 西洋絵画展 ―東洋のかおり」では、サロン派、印象派、エコール・ド・パリの画家たちを中心に、数多くの作品を展示する。中国陶磁をはじめとする「東洋の美」の虜となった松岡清次郎の心を捉えた西洋絵画とはどんなものなのか。西洋絵画に影響を与えた「東洋のかおり」が漂ってくる展示になりそうだ。はじめに紹介するのはオランダの画家、ポルティーリエの作品。ポルティーリエはオランダで最も古いと言われる芸術学校「ハーグ王立美術学院」で学び、王侯貴族の肖像画家としてフランスやベルギーで数多くの作品を残した。

ウォルター・J・ワトソン 《スレドルの谷、北ウェールズ》 1911年頃
アメデオ・モリディアーニ 《若い女の胸像(マーサ嬢)》 1916年―1917年頃

松岡コレクションの中で、中国青銅器は約20件と数こそあまり多くはないが、その半数以上が金文を持ち、資料的価値の高い作品も含まれる。《特別展示》として、その中国青銅器を3期に分けて一挙公開。第2弾の今回は、「文様」に注目し、その意味合いを紹介する。

《夔龍百乳文方鼎》 商時代晩期

 

松岡コレクション めぐりあうものたちVol.2

  • 会期

    2022年8月2日(火)10月23日(日) 
  • 会場

  • 観覧料金

    一般1200円、25歳以下500円、高校生以下、障害者手帳をお持ちの方無料など。

  • 休館日

    月曜休館、月曜が祝日の場合は開館し、翌火曜が休館

  • アクセス

    東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線白金台駅1番出口から徒歩7分、JR目黒駅東口から徒歩15分
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※最新情報は、同館HP(https://www.matsuoka-museum.jp/)で確認を。

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