【開幕】“よく生きること”考える 「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」展 森美術館で11月6日まで

堀尾貞治の作品

6月29日(水)から森美術館(東京・六本木)で始まる「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」展。前日に開かれたプレス内覧会に伺いました。森美術館らしく時事性に富んだ意欲的な内容で、見応え十分です。

意欲作続々。この時代だからこそ、の現代アートの可能性

コロナ禍を経て、心身とも健康である「ウェルビーイング(よく生きること)」とはどういう状態なのか、この時代に現代アートはどんな可能性があるのか。内外の16人のアーティストの作品を通じて考えていきます。

金沢寿美の作品。新聞を鉛筆で黒く塗り、ところどころに内容が分かる記事がある。

タイトル「地球がまわる音を聴く」はオノ・ヨーコの作品からの引用。私たちの営みが宇宙のほんの一部に過ぎないことを想像させます。作品も示唆に富んでいます。

花粉をまいたヴォルフガング・ライプの作品
ギド・ファン・デア・ウェルヴェ《第9番 世界と一緒に回らなかった日》 2007年 ハイビジョン・ビデオ・インスタレーション  北極点に立ち、地球の自転と反対方向に24時間回り続けるという苛酷なインスタレーション
青野文昭《僕の町にあったシンデンー八木山越路山神社の復元から2000-2019》 仙台に生まれ育った作家が、地元の廃棄された神社を<再興>するインスタレーション

「地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング」展 森美術館(六本木)で11月6日(日)まで。 コロナ禍以降の新しい時代をいかに生きるのか。たくさんの考えるきっかけがありそうです。

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング

  • 会期

    2022年6月29日(水)11月6日(日) 
  • 会場

    森美術館
    https://www.mori.art.museum
    港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F
  • 観覧料金

    [平日]
    一般 1,800円(1,600円)
    学生(高校・大学生)1,200円(1,100円)
    子供(4歳~中学生)600円(500円)
    シニア(65歳以上)1,500円(1,300円)

    [土・日・休日]
    一般 2,000円(1,800円)
    学生(高校・大学生)1,300円(1,200円)
    子供(4歳~中学生)700円(600円)
    シニア(65歳以上)1,700円(1,500円)

    ※事前予約制(日時指定券)
    詳細は(https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/earth/)へ。

  • 休館日

    会期中無休

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