【開幕】「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」国立西洋美術館で9月11日まで

左:クロード・モネ《舟遊び》 国立西洋美術館蔵 右:ゲルハルト・リヒター《雲》 フォルクヴァング美術館蔵

開幕前日の内覧会を取材しました

国立西洋美術館(上野)で6月4日(土)から「国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」が始まります。内覧会を取材しました。
自然との対話(ダイアローグ)から生まれた西洋画の名品が並びます。時代順ではないので、モネの《舟遊び》とリヒターの《雲》が隣同士など、驚きに満ちた展示空間です。

作品と対話できる空間

斜めに配置された壁の表と裏に異なる作家の似たモチーフの作品が展示されていたり、キャプション以外にも作家の言葉が壁に書かれていたり、と鑑賞者が作品と「対話」できる仕掛けが随所に。最後まで飽きさせません。

左 ポール・セザンヌ《ベルヴュの館と鳩小屋》 フォルクヴァング美術館蔵
左:クロード・モネ《陽を浴びるポプラ並木》 国立西洋美術館蔵 右:フィンセント・ファン・ゴッホ《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン・ポール病院の麦畑)》 フォルクヴァング美術館蔵

ドイツのフォルクヴァング美術館との共同企画

国立西洋美術館のリニューアルオープンを記念した展覧会で、ドイツのフォルクヴァング美術館との共同企画。両美術館は、同時代を生きた松方幸次郎とカール・エルンスト・オストハウスの個人コレクションをもとにそれぞれ設立されたという共通点があります。

松方幸次郎(右)とカール・エルンスト・オストハウスの写真

下のクールベはいずれのタイトルも《波》。右が国立西洋美術館蔵、左がフォルクヴァング美術館蔵です。

右:ギュスターヴ・クールベ《波》 国立西洋美術館蔵 左:ギュスターヴ・クールベ《波》 フォルクヴァング美術館蔵

下は、ゴーガンの《海辺に立つブルターニュの少女たち》と《扇を持つ娘》。右が国立西洋美術館蔵、左がフォルクヴァング美術館蔵です。

右:ポール・ゴーガン《海辺に立つブルターニュの少女たち》 国立西洋美術館蔵 左:ポール・ゴーガン《扇を持つ娘》 フォルクヴァング美術館蔵

サブタイトルにも名前があがる、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは、ドイツ・ロマン主義の最も重要で主導的な画家。《夕日の前に立つ女性》(下の写真左手前)はサイズは大きくありませんが、存在感が際立っていました。

左:カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ《夕日の前に立つ女性》 フォルクヴァング美術館蔵

ほかにもゴッホの《刈り入れ》やモネ《睡蓮》など見どころがたくさん。

右:フィンセント・ファン・ゴッホ《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン・ポール病院の麦畑)》 フォルクヴァング美術館蔵
右:クロード・モネ《睡蓮》 国立西洋美術館蔵

入口にも演出が

会場の入口にも仕掛けがあります。左手からガラスに沿って右手の入口へと歩いてみてくださいとのこと。ガラスの色が変化して見えました。

音声ガイドを使う方は、機材が渡されるところのポスターに、ナビゲーターの駒田航さんの直筆サインがありますのでお見逃しなく。


オリジナルグッズも豊富

ステキなオリジナルグッズもたくさんありました。下のグッズ開封記事でその一部を紹介しています。

「自然と人のダイアローグ」は国立西洋美術館で6月4日(土)から9月11日(日)まで。詳しくはプレビュー記事をご覧ください。(美術展ナビの読者への招待券のプレゼントもあります)


招待券プレゼント(応募締め切り6月10日)

(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

展覧会名:国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで

会期:2022年6月4日(土)~9月11日(日)

会期:国立西洋美術館(東京・上野)

開館時間:午前9時30分~午後5時30分(金・土曜日は午後8時まで)

休館日:月曜日、7月19日(火)(※ただし、7月18日(月・祝)、8月15日(月)は開館)

料金:一般2000円、大学生1200円、高校生800円(日時指定制)

詳しくは展覧会公式サイト(https://nature2022.jp) 問い合わせハローダイヤル050-5541-8600