【プレビュー】いのちの輝きと儚さ 植物の写真・映像と旧宮邸との邂逅 蜷川実花「瞬く光の庭」展 東京都庭園美術館で6月25日開幕

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

蜷川実花「瞬く光の庭」
会場:東京都庭園美術館 本館+新館(東京都港区白金台5-21-9)
会期:2022年6月25日(土)~9月4日(日)
開館時間:10:00-18:00 *入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日 ただし7月18日(月・祝)は開館、7月19日(火)は休館
アクセス:JR山手線、東急目黒線「目黒」駅から徒歩約7分、都営三田線、東京メトロ南北線「白金台」駅から徒歩約6分
入館料:一般 1,400円/大学生(専修・各種専門学校含む) 1,120円/中・高校生 700円/65歳以上 700円
詳細は展覧会特設サイトへ。

現代日本を代表する写真家・映画監督が、コロナ禍の2021年以降に撮影した植物の写真と映像作品を紹介します。一貫してその視線をいのちの輝きと儚さに向けてきた作家。アール・デコ様式で知られる旧朝香宮邸の本館とモダンな新館を、鮮やかな 蜷川実花の作品が彩り、魅力的な競演が展開されます。また本展のために同美術館の庭園で撮り下ろした作品も展示されます。花や植物を作家の目を通じて体験したあと、実際の庭園を歩くことで、ものの見方が変わるかもしれません。               

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

本展に先立ち2018年より国内10か所を巡回した「蜷川実花展虚構と現実の間に」は、 コロナ禍までを含む蜷川のキャリアを総覧するものでした。 本展では、 さらなる飛躍を期待される蜷川の最新作を楽しめます。 蜷川が今、 強く惹かれているという、 光に溢れた色光彩色(こうさいしょく)の世界、 夢かと見まがうかのような現実の一瞬を映し出す写真や、 ダイナミックな映像インスタレーションによる新機軸が披露されます。

◇障がい者や家族連れ、教育者のためのプログラムも用意◇

同展では幅広い層に作品に触れてもらおうと、様々な関連プログラムを実施します。以下のとおりです。1,2は事前申込制で、定員を超過した場合は抽選。3は事前申込不要です。詳細は展覧会特設サイトをご覧ください。

1. 障害のある方対象 アート・コミュニケータとめぐる庭園美術館

休館日に20組限定で実施。 誰にも気を遣わず、 ご自身のペースで堪能できます。 鑑賞をサポートするのはアート・コミュニケータです。 約90分かけて展覧会を一緒にまわります。 作品やアール・デコ様式の建物を前に語り合いながら、 濃密なひとときをぜひお楽しみください。

*原則一組に一人のアート・コミュニケータが付き添います。 作品の解説は行いません。

日時:2022年7月25日(月)

〈午前の部〉10:3012:00〈午後の部〉 13:3015:00

申込期間:20226月1日(水)10:00 615日(水)17:00

対象・定員:身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳などをお持ちの方

各回10名とその介助者(1名まで)

参加費:無料

 

2. ベビーデー 赤ちゃんと暮らすご家族のための特別開館日

「小さい子供と一緒に美術館に行って大丈夫?」「いつもと違う場所にお出かけしたい」

そんな赤ちゃんと暮らすご家族のみなさんにオススメのプログラム。 休館日の美術館を特別に開室して行うので、 気兼ねなく展覧会を楽しめます。 夏休み中の兄弟姉妹も一緒に参加できます。

日時:2022822日(月)10001500(入場時間を1時間ごとに指定します)

申込受付:20227月頃に開始予定。 詳細は展覧会特設サイトをご覧ください。

対象・定員:ベビーカーに乗る年齢・月齢の赤ちゃんとその保護者 60組(保護者は2名まで)

参加費:無料(※別途、 展覧会入館料が必要です)

 

3. ティーチャーズウィーク

都内の小・中・高等・特別支援学校の先生方を、 期間中無料で展覧会に招待します。 美術館での鑑賞授業に向けた研修に活用ください。 図工・美術専科以外の教員も参加できます。

申請書をダウンロードの上、 必要事項を明記して来館当日に持参ください。 申請書は展覧会入口にて回収します。 (事前のご連絡やFAXでの申請は必要ありません。 )実施時間は開館時間に準じます。 期間中の休館日は参加できません。

日時:2022628日(火)~76日(水)

74日(月)は休館日のため参加できません

対 象:都内の小・中・高等・特別支援学校の先生方

参加費:無料(※参加申請書が必要です。 書式は美術館ウェブサイトよりダウンロードしてください。 )

©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)