【開幕】土による表現の最先端 「Human and Animal 土に吹き込まれた命」 岩手県立美術館で7月3日まで

世界各地で活躍する5人の作家による陶芸作品を中心に紹介する「Human and Animal 土に吹き込まれた命」が、岩手県立美術館で開幕した。


現代アートを代表する作家たちによる、「陶芸」での表現に着目。多様な素材や手法を用いて美術作品が制作される現代では、絵画や彫刻、デザイン、工芸といった領域の境界線は曖昧さを増している。「陶芸」の分野で長らく親しまれてきた素材としての「土」にも、従来の領域に留まらない様々な可能性が見いだされている。


本展では、ベス・カヴェナー(アメリカ)、キム・シモンソン(フィンランド)、スーザン・ホールズ(イギリス)、ステファニー・クエール(イギリス)、奈良美智(日本)の5作家の陶芸作品、関連作品を紹介する。


本展では、人間(Human)、そして動物(Animal)をテーマとした作品を展示。いきものの造形は、古くからモチーフとして取り組まれてきたものだ。作家たちは、土と対話しながら土に命を吹き込み、いきもののかたちを生み出している。土による表現の最先端を、約100点によって堪能できる。


7月3日まで。

企画展 Human and Animal 土に吹き込まれた命
会場:岩手県立美術館(盛岡市)
会期:2022年5月28日(土)~7月3日(日)
開館時間:9:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日
入館料:一般1,000円、高校生・学生600円、小学生・中学生400円
詳しくは美術館の公式ホームページへ。