ドイツアート月間? 6月に始まる全国の展覧会を公式SNSとともに紹介

6月は多くの地域では梅雨がはじまり、下旬には夏至も。そんな6月に始まる全国の展覧会を紹介します。「自然と人のダイアローグ展」(国立西洋美術館)、「リヒター展」(東京国立近代美術館)、「ルートヴィヒ美術館展」(国立新美術館)の国立3館は「ドイツ」関係です。公式SNSがあるものはSNSでの発信も紹介しますので、気になる展覧会があればチェックしてみたください。(随時更新)

【4日】「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」 国立西洋美術館

東京・上野の国立西洋美術館がリニューアル後、初の本格企画展「国立西洋美術館 リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」展を6月4日から開きます。ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の協力を得て、ゴッホの《刈り入れ》など名作100点超が並びます。

【7日】「ゲルハルト・リヒター展」 東京国立近代美術館

ドイツ出身の現代アートの巨匠、待望の個展「ゲルハルト・リヒター展」は東京国立近代美術館で6月7日から。生誕90年の節目に、その画業60年を振り返ります。

【29日】「ルートヴィヒ美術館展」 国立新美術館

ドイツのケルン市が運営するルートヴィヒ美術館。20世紀のアートの代表作が紹介される「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」は国立新美術館で6月29日に開幕します。

【7日】「芭蕉布-人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事-」大倉集古館

今年は沖縄返還50周年。さまざまな沖縄に関する展覧会が行われます。大倉集古館(東京・虎ノ門)で6月7日から始まる特別展「芭蕉布-人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事-」もその一つです。

日本民藝館では6月23日から「沖縄の美」展が、東京国立博物館では特別展「琉球」が開催中です。沖縄・琉球についての展覧会情報は以下にまとめています。

【18日】「ガブリエル・シャネル展」 三菱一号館美術館

20世紀で最も影響力の大きい女性デザイナーの一人、ガブリエル・シャネル。日本では32年ぶりとなる大回顧展が6月18日から三菱一号館美術館(東京・丸の内)で始まります。

【18日】「板谷波山 —時空を超えた新たなる陶芸の世界」 出光美術館

【25日】「板谷波山の陶芸」 石川県立美術館

今年は近現代陶芸の第一人者である板谷波山(1872~1963年)の生誕150年で、さまざまな展覧会が行われます。

【18日】「兵馬俑と古代中国〜秦漢文明の遺産〜」静岡県立美術館

京都で行われた注目の「兵馬俑展」が6月18日から静岡県立美術館で開幕します。その後、名古屋、東京にも巡回します。下は京都展のレビュー記事です。

そのほか、全国の美術展・展覧会を開幕順に紹介していきます。

【2日】「描くひと 谷口ジロー展」京都国際マンガミュージアム


東京展のレビューはこちら

【4日】「東北へのまなざし 1930-1945」福島県立美術館

【4日】「デビュー50周年記念 村上もとか展」 弥生美術館

【4日】「美しさの新機軸 ~日本画・彫刻 過去から未来へ~」東京藝術大学大学美術館

【4日】「岩合光昭写真展 PANTANAL」東京都写真美術館

【4日】「木梨憲武展 Timing ー瞬間の光りー」上野の森美術館


【4日】細川護熙展「明日への祈り」 ポーラミュージアムアネックス

【7日】丸紅ギャラリー開館記念展Ⅱ「美」の追求と継承-丸紅コレクションのきもの- 丸紅ギャラリー

【11日】「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年」大分県立美術館

【13日】「クリストとジャンヌ=クロード ”包まれた凱旋門”」 21_21 DESIGN SIGHT

【14日】新発見!蕪村の「奥の細道図巻」 京都国立博物館

【15日】「ワニがまわる タムラサトル」 国立新美術館

【18日】「ブルーピリオド展」 寺田倉庫G1ビル

【18日】「津田青楓 図案と、時代と、」 渋谷区立松濤美術館

【18日】「篠田桃紅 夢の浮橋」 菊池寛実記念智美術館

【18日】「陶技始末」 中之島香雪美術館

【18日】「ムーミンコミックス展」 東京富士美術館

【18日】「佐藤健寿展 奇界/世界」 高知県立美術館

【18日】「名和晃平 生成する表皮」 十和田市現代美術館

【21日】「北斎 百鬼見参」 すみだ北斎美術館

【25日】「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」 川崎市岡本太郎美術館

【25日】「蜷川実花 瞬く光の庭」 東京都庭園美術館

【26日】「生誕100年 朝倉摂展」練馬区立美術館


神奈川県立近代美術館 葉山でのレビューです。

【29日】「歌枕 あなたの知らない心の風景」 サントリー美術館

(読売新聞デジタルコンテンツ部)