週末いきたい!展示替えした展覧会3つリピートしてきました

29日まで開催されている「くらもちふさこ展」(許可を得て撮影)

今週の「週末いきたい」は展示替えがテーマです。実際に3つの展覧会をリピートしてきました。

「SHIBUYAで仏教美術」渋谷区立松濤美術館

渋谷区立松濤美術館の「SHIBUYAで仏教美術ー奈良国立博物館コレクションより」の後期をリピートしました。リピート割があり、前回のチケットを提示すると通常1000円が800円になりました。
目玉は国宝の「辟邪絵へきじゃえ」。全5幅を前期に3幅、後期に2幅展示ですが、後期の「神虫」はすごいインパクトでした。

前期は上巻だった「泣不動縁起」の下巻がとても劇的な展開でした。下の公式のツイートの絵の続きは、(なぜかウサギの絵を挟んで)後ろ手に縛られた不動明王が獄卒に閻魔の前に引っ立てられ、そこから地獄側が取った対応は?!と、すごいテンションでドラマが進みます。これは面白い!

初めての人も、一度見た人も、後期の来訪をオススメします。5月29日まで、週末と最終週は予約制です。小説家・永井紗耶子さんの「探訪」を読むとさらに展示を楽しめますよ。

デビュー50周年記念 くらもちふさこ展 弥生美術館

弥生美術館(東京・文京区)で開催中の「デビュー50周年記念 くらもちふさこ展」は5月29日(日)の閉幕まで2週間足らずとなり、会場は熱心なファンで賑わっていました。4回も!異なる展示が楽しめる同展。4回中3回目のリピートです。
「おしゃべり階段」「いつもポケットにショパン」「東京のカサノバ」「千花ちゃんちはふつう」「海の天辺」「天然コケッコー」「花に染む」など展示替えされた名作の原画を味わえます。改めてその繊細なタッチに惚れ惚れします。
半世紀にわたり、少女マンガの新たな表現を生み出し続けたくらもちさん。その足跡を振り返る貴重な機会をお見逃しなく。
これほど見事な作品ばかりでも「自分の絵に満足したことがない」と話すくらもち先生のインタビューもご覧ください。

最澄と天台宗のすべて 京都国立博物館

 
特別展「最澄と天台宗のすべて」は京都国立博物館で今週日曜の22日までの開催。最終週にリピートしました。後期展示では、いずれも最澄の筆跡が残る国宝「伝教大師入唐牒」(延暦寺蔵)と国宝「弘法大師請来目録」(教王護国寺(東寺)蔵)がすぐ隣に並んで展示されていました。延暦寺と東寺の国宝が同じところに並び、最澄の筆跡を見比べられる!またとない機会に感激。ほかにも後期展示だけの国宝「釈迦金棺出現図」(京都国立博物館蔵)など、見どころ満載の展覧会です。その豪華なラインアップは下のレビュー記事も参考にしてください。


(読売新聞美術展ナビ編集班)

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