グッズ開封!「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は買わずにいられないかもしれない?

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が世田谷文学館で7月3日まで開催されています。「お店のひとは なにかおみやげを 買ってほしいのかもしれない」――。グッズ売り場正面にあるそんな言葉を目にしてしまっては、何も買わずには帰れません! 散財必至のグッズ売り場で、気になるアイテムを購入してきました。(ライター・岩本恵美)

各国語訳も! ポストカード 1枚165円
まずは、展覧会グッズの定番、ポストカードから。
ポスターやチラシにもなっているデザイン(写真右上)は、来場の記念にぴったり。
そのお隣に並ぶヨシタケさん描き下ろしのポストカードのシリーズは、キャラクターたちの表情とセリフ(心の声?)に思わずクスリとしてしまいます。疲れているときやつらい時に目にしたら、ちょっと元気がもらえそうです。
下段に並ぶ各国語の絵本の表紙をポストカードにしたシリーズも見逃せません。『おしっこちょっぴりもれたろう』が、台湾では『尿尿太郎』と訳されているとは……! そんなちょっとした発見もできます。
アイデアぎっしりのクリアファイル 650円(2枚組)
続いて、こちらも展覧会グッズの定番、クリアファイル。
本展の目玉でもあるヨシタケさんのアイデアスケッチがずらりと並ぶクリアファイルは2枚組で650円。クリアファイル1枚につき、両面合わせて42点のスケッチがあるので、仕事や勉強の合間の息抜き、つまらない会議や授業をやり過ごす暇つぶしのお供にもいいかも!?
使途限定? 「見せようと思ってたプリント入れ」 500円
そして、もう一つは「見せようと思ってたプリント入れ」と、大々的に用途が指定されているクリアファイル(500円)。この名前がついているだけで、たとえ見せることを忘れても許されそうな気がします。
マスキングテープ 400円
そして、あるとついつい買ってしまうマスキングテープ(25㎜幅×4m)。ヨシタケさん描き下ろしの展覧会キービジュアルがあしらわれています。
ボツ企画も掲載!公式図録「こっちだったかもしれない」 2,970円
展覧会の図録といえば、基本的には展示物が収録されているもの。ですが、本展の公式図録はちょっと趣向が異なります。「こっちだったかもしれない」をテーマに、ボツとなった企画やアイデアの数々を中心にまとめられており、本展ができるまでの試行錯誤を垣間見ることができます。
図録について、「残らなかったものや消えていってしまうものがあることを記録に残したかった」と語るヨシタケさん。展覧会とはまた別の形で、ヨシタケさんの頭の中を覗き見できちゃう一冊です。
ヨシタケさんのように私もなる! ミニ6穴バインダー 700円
「ヨシタケさんのように思いついたことをメモして記録に残したい。それがいつか何かの種になるかも」――。展覧会を見てそう思う人は多いはずです。筆者もその一人。続けられるかどうかは自分次第ですが、まずは形からという私のような人にぴったりなのが、こちらのミニ6穴バインダーです。背表紙の留め具部分が、赤と黄色の2色展開。これでヨシタケさんのようになれるかもしれない⁉︎
「おおよそ120ml」とアバウト! グラス 各1,200円
ヨシタケさん描き下ろしのイラストとサイズ感がかわいいグラスは、『おしっこちょっぴりもれたろう』や『もうぬげない』などの絵本からの描き下ろしデザインも含め、全5種類。ちなみに「およそ120ml」の目盛りまで注いだものを計ってみたら、118mlと確かに「およそ120ml」でした。
甘いもので頭がいっぱいの巾着(ラムネ入り) 1,650円
ヨシタケさんの自画像をモチーフにしたデザインの巾着袋は、頭の部分が袋になっていて、中はラムネでいっぱい!(18粒ありました) ちゃんと胴体もついているところが個人的にはツボです。胴体部分は赤、黄色、緑の3色。紐の色もそれぞれ異なります。全部食べ終わった後は、飴ちゃんなどやっぱり甘いものを入れてバッグに忍ばせておきたいところです。
以上、持ち帰り用の紙袋も含めて計15点、10,280円。ミニトートバッグや刺繍キーリングなどなど、まだまだ欲しいものはあったのですが、予算オーバーでした(無念)。
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は世田谷文学館で7月3日までの開催です。お目当てのものがありそうだという人はどうぞお早めに足を運んでみてください。
そのほかの展覧会でもグッズを開封しています
岩本恵美さんの「ヨシタケシンスケ展かもしれない」のレビューはこちら