【グッズ開封】「最澄と天台宗のすべて」 60年に1度開帳の秘仏エコバッグや御輿の猿など展示の隅々を照らすオリジナルグッズ

京都国立博物館で5月22日まで開催中の特別展「最澄と天台宗のすべて」は、東京国立博物館、九州国立博物館に続く、最後の会場となります。3館共通の天台展グッズのほか、京都から登場したオリジナルグッズもあります。いくつかを実際に購入してみました。

計10点6,520円

いざ開封!

缶いり飴 1,100円

国宝「宝相華蒔絵経箱」(延暦寺蔵)がモチーフになっている缶の箱です。

ふたをとると
中にはお経ではなく、たくさんの
飴が入っていました!

飴は抹茶、ほうじ茶、煎茶、玄米茶と4種類の味を楽しめます。

エコバッグ 1,650円

60年に1度だけ公開される等妙寺の菩薩遊戯坐像ぼさつゆげざぞうがモチーフ。愛媛県鬼北町にあるお寺の秘仏本尊なので、なかなか珍しいグッズでは。色もとてもビビッドです。

畳んで袋に入れた状態
袋から出して広げた状態

A6サイズノート(おかざき真里『阿・吽』) 550円

おかざき真里さんのマンガ『阿・吽』から。この背中は? もちろん最澄です。方眼用紙タイプのノートで約50ページあるので、たくさん書けます。

携帯塗香 990円

ペン型の携帯式の塗香ずこう。キャップを外すと先端からお香の香りがします。本体には仏像イラストレーターの田中ひろみさんによる仏像のイラストが描かれています。

最初は「どういうシチュエーションで使うのだろう」と思ったのですが、実はよく使っています。リラックスしたいときにさっと一息。お香の香りが好きな人にはたまらないグッズです。

絵はがき×3

色々並んでいましたが、飴缶のモデルである国宝「宝相華蒔絵経箱」と、会場で再現されているもののいつか本物を見てみたい延暦寺の根本中堂、教科書でおなじみの最澄の姿である国宝「聖徳太子及び天台高僧像 十幅のうち 最澄」の3枚を選びました。

手ぬぐい 1,320円

なんと、京都会場から追加されたオリジナルグッズもあります。その一つはこちら。猿の模様の手ぬぐいです。もとの模様は「強訴」の象徴である日吉大社の神輿「樹下宮じゅげぐう」(重要文化財)の飾り金具に描かれていますので、展覧会で忘れずにご覧ください。

マスキングテープ 440円

マスキングテープのうちお猿の柄が京都会場からの登場です。渋い金色です。

10点目はビニール袋(20円)でした。

(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」
会場:京都国立博物館 平成知新館
会期:2022年4月12日(火)~5月22日(日)
休館日:月曜日
開館時間:9:00~17:30(入館は17:00まで)※本展は日時指定制ではありません
観覧料:一般 1800円、大学生 1200円、高校生 700円、中学生以下無料
詳しくは展覧会公式サイト