【開幕】アジアとの交流、繁栄の歴史を華麗な宝物でたどる 沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」 東京国立博物館で6月26日まで

沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」 |
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会場:東京国立博物館 平成館 |
会期:2022年5月3日(火・祝)~6月26日(日) |
休館日:月曜日 |
アクセス: JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分 東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、東京メトロ千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分 |
入館料:一般 2,100円、 大学生 1,300円、 高校生 900円 |
詳しくはhttps://tsumugu.yomiuri.co.jp/ryukyu2022/へ。 |
宝物が雄弁に語る王国の栄華
5月3日(火・祝)から東京国立博物館で始まる特別展「琉球」。過去最大規模の沖縄・琉球展の呼び声通り、アジアとの交流で繁栄した琉球の歴史をリアルに感じることのできる、充実の内容です。開幕前日に開催された内覧会を取材しました。
クライマックスとなる「国宝 尚家宝物」のコーナーは圧巻のひとこと。戦前、東京に移されたため、戦火を免れたそうです。その華やかさと緻密さ。往時の王国の栄華を偲ぶのには十分です。
歴史的資料も充実。古くに海外で作成された地図にも、「琉球」は詳しく記載されていて、その存在感の大きさを伺わせます。おなじみ万国津梁の鐘、も見られます。



華やかな琉装。伝統ある織物や、染物の

首里城関係の展示には胸が痛む思い。一日も早い復興を願いたいです。


「ちむどんどん」や「刀剣乱舞」も登場。ファンには嬉しいこういうコーナーも。しっかり写真を撮っていきましょう(^^)
グッズもステキなものがずらり。これは迷いますよ〜(^^)
沖縄復帰50年記念特別展「琉球」は東京国立博物館で6月26日(日)まで。アジアとの交流に彩られた歩みとその豊かな文化を知ることは、この半世紀を振り返る上でも原点となるでしょう。
(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)