芸術新潮の5月号は「大人も読みたい絵本」特集 谷川俊太郎×安藤サクラの対談も

雑誌「芸術新潮」の2022年5月号が4月25日(月)に発売されました。特集は「大人も読みたい絵本」です。

特集は、『もこ もこもこ』や『スイミー』の翻訳などこれまでに350冊以上の絵本を手がけてきた絵本界のレジェンドといえる詩人の谷川俊太郎さんと、絵本の翻訳に初挑戦(『ライオンのこころ』)した女優の安藤サクラさんが、絵本の魅力について存分に語るスペシャル対談からスタート。各界で活躍する7人の「大切な3冊」や、日本の絵本の歴史を教養として学べる「日本の絵本100年 これまでとこれから」(解説・広松由希子さん)など充実した内容です。

原画グラフⅠ「懐かしの名作原画で旅に出る」

担当編集者の伊熊泰子さんは
「デジタル化の時代ですが、絵本のデジタル化はまだ試行錯誤の段階にあるようです。特集を作っていて、紙の本ってすごいと改めて思うことが多々ありました。
田島征三、tupera tupera、ショーン・タンという、非常にバリエーションに富んだ3人の絵本作家を取材できたのには手応えを感じました。それぞれの方たちにかなりディープなお話をうかがいましたが、中でもZOOMで取材したショーン・タンのオーストラリアン・イングリッシュは大変でした。その時に理解できたのは肌感覚では6割くらい。
でもそれは単に発音の聞き取りの問題ではなかったんです。専門の業者さんに文字に起こしてもらいましたが、そこから何回辞書を引いたことか。すごく深く考えて話してくださっていて、それだけに難しい単語がいっぱい使われていたんです」と話しています。

ショーン・タンのインタビュー

「絵本と出会える場所 展覧会編」(94ページ)で、紹介されている「ヨシタケシンスケ展かもしれない」と「エリック・カールとアメリカの絵本画家たち」は美術展ナビでもレビューしているので、あわせてご覧ください。

定価1500円。購入は、書店や芸術新潮のサイトから各インターネット書店で。
(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

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