【プレビュー】個性豊かな東京の区立美術館が連携 「東京の猫たち」展 目黒区美術館で4月23日から

小野木学《「ねこの王様」挿絵原画》(部分)1974 年 アクリル・キャンバスボード、32.0×41.0cm 練馬区立美術館

 

東京・区立美術館ネットワーク連携事業 東京の猫たち
会場:目黒区美術館
会期:2022 年4 月23 日(土)~ 6 月12 日(日)
休館日:月曜日
アクセス:JR 山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線「目黒」駅(西口)から徒歩10分
東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅から徒歩20分
東急バス「権之助坂」(目黒通り)下車徒歩5分、「田道小学校入口」(山手通り)下車徒歩3分
入館料:一般800(600)円、大高生・65 歳以上600(500)円、中学生以下無料
*障がいのある方とその付添者1名は無料、( )内は 20 名以上の団体料金
*目黒区在住・在勤、在学の方は受付で証明書類をご提示頂くと団体料金になります(他の割引との併用はできません)
詳しくはhttps://www.mmat.jpへ。

数多くの美術館が立地する東京。その中でも、区立美術館は地域の文化の担い手としてなくてはならない存在です。また、コレクションや展覧会などで独自のカラーを打ち出す傾向が強いのも東京の区立美術館の特色でしょう。2018年にそうした都内の区立美術館の11館が集まり、「東京・区立美術館ネットワーク」が発足。チラシの共同作成、討論イベント、情報交換などの連携活動を続けています。今展はネットワーク参加施設のうち、10館から猫を描写した作品が目黒区美術館に集まりました。同じ猫の絵でも、各館のコレクションの特徴が現れ、興味深い内容になっています。

山下菊二《そこあさり》1955 年、油彩・キャンバス 80.2×64.3cm、豊島区
稲垣知雄《猫面A》1974 年、木版・紙、15.0×10.0cm 世田谷美術館
朝倉文夫《たま(好日)》1930 年、ブロンズ 45.5×37.7×19.0cm、台東区立朝倉彫塑館
市川甘斎《葛飾真草画譜 上》 画帖、24.2×33.6cm、すみだ北斎美術館 (4月23日~ 5月22日までの展示)
川端龍子《眠猫》 1933 年、絹本彩色、66.5×85.8cm(一幅) 大田区立龍子記念館
柴田是真《猫鼠を覗う図》 1884 年、絹本著色、132.1×42.3cm(一幅) 板橋区立美術館
木下晋《シロ 1》1988年 鉛筆・ケント紙、50.0×99.8cm 目黒区美術館
秋山泰計《〈夢の旅Ⅱ〉B 猫(部分)》 1985年、木版、墨・紙、51.4×72.6cm  渋谷区立松濤美術館

展示を通して、多彩な東京の区立美術館の活動についても紹介します。ふだん、あまり縁のない地域の美術館を知る機会にもなりそう。目黒区美術館は都心からでも便のいい立地。気軽に足を運んでみてはいかがでしょう。

「東京・区立美術館ネットワーク 参加館」

板橋区立美術館▼渋谷区立松濤美術館▼練馬区立美術館▼世田谷美術館▼台東区立朝倉彫塑館▼O美術館(品川区)※▼目黒区美術館▼大田区立龍子美術館▼豊島区立熊谷守一美術館▼すみだ北斎美術館▼豊島区文化商工部文化デザイン課芸術文化推進グループ ※O美術館は今回、作品の出品はありません。

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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