【開幕】あふれる大正浪漫!「大正ロマン×百段階段」ホテル雅叙園東京で6月12日まで

4月16日(土)に「ホテル雅叙園東京」(目黒区)で開幕する「大正ロマン×百段階段」。内覧会に伺いました。 この展覧会を心待ちにしていた方も多いことと思います。
最初の部屋に入った瞬間に心が弾むこと請け合い、そこからめくるめく大正ロマンへの旅が始まります!
大正と相性抜群の百段階段
東京都の指定有形文化財にもなっている「百段階段」は、鏑木清方をはじめとする画家たちが腕を振るった天井画などが、絢爛豪華な空間を作り出しています。
この雰囲気が大正ロマンの展示と相性抜群! 合うだろうなとは思っていましたが、まさかここまでとは。
竹久夢二をまるまる2部屋で
大正ロマンといえば竹久夢二。今回は2部屋をまるまる使って夢二の作品を展示しています。
夢二の代表作のひとつ《黒船屋》をはじめとする美人画から、夢二のグッズをいち早く販売していた港屋関連作品、楽譜、童画といった4つのカテゴリで、直筆原画を含む約50点を紹介します。
マツオヒロミ『百貨店ワルツ』の世界
「現代の大正ロマン」といえばイラストレーターのマツオヒロミさんを連想します。 本展ではマツオさんのイラスト集『百貨店ワルツ』の世界観そのままに、華やかな百貨店をイメージした空間を演出。 マツオさんファンはもちろん、初めて作品を見る人も虜になるはずです。
そのほか、HARIOや廣田硝子といったガラスメーカーによる作品も。
期待以上の大正浪漫喫茶
極めつけは開催前から話題になっていた「大正浪漫喫茶」! こちらも期待以上の空間となっています。 日本ステンドグラス作家協会による作品が窓の外の新緑に映え、どの角度から見ても絵になるという……。 ぜひカメラを持って出かけましょう。本展は一部を除いて撮影可能です。
すでに日時指定が続々と埋まっているとのことなので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。 尚、雅叙園東京ではレトロな着物をレンタルして展覧会を楽しめるサービスも行なっているそう。 時を超え、大正ロマンに全力で浸ってみるのも良いかもしれませんね。(ライター・虹)
「大正ロマン×百段階段」は4月16日(土)~6月12日(日) (5月25日(水)休館)。一般1,200円/学生(大・高・中・小学生)600円。公式オンラインチケットはこちら。