【開幕】初の全館使用、豪華な大規模企画展 「ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ―新収蔵作品を中心に」 9月6日まで

箱根を代表する美術館のひとつ、ポーラ美術館が開館20周年の節目を迎えました。初めて全館を使った大規模な企画展を開催しています。開幕初日の4月9日、取材に伺いました。(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

箱根は春らしい気持ち良い晴天でした。この日、開幕した「ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ―新収蔵作品を中心に」は、新収蔵を含めて豪華なコレクションが目白押しの贅沢な展覧会です。

こちらは新収蔵、近年注目の女性作家のベルト・モリゾ作「ベランダにて」。おなじみ、同館の“看板娘”であるルノワール「レースの帽子の少女」などとあわせて、画面の柔らかい光の美しさにうっとり。美術館も春の光に包まれています。

ベルト・モリゾ《ベランダにて》1884年

ピエール・オーギュスト・ルノワール《レースの帽子の少女》1891年

豪華な新収蔵作品とこれまでのコレクションのコラボも印象的。現代絵画の最高峰、ゲルハルト・リヒター《抽象絵画(649-2)》とおなじみモネの《睡蓮の池》。連なりを感じるこの組み合わせにはワクワクしました。

近代、現代アートへの力の入れ方には目を見張りました。松本竣介、白髪一雄、三島喜美代、杉本博司など注目の作家がずらり。木島俊介館長はプレスへの挨拶の中で、コンテンポラリーアートを収蔵する施設を新たに作ることも計画している、と述べていました。ますます充実しそうですね。

白髪一雄《波濤》1987年(昭和62)
三島喜美代さんの作品の数々。さすがの存在感。
杉本博司さんの作品も印象的です
松本俊介《街》1940年(昭和15)

全館をフルに使った初の大規模な企画展。人気の遊歩道にも様々な彫刻で、目を楽しませてくれます。この森の中で展開されるスーザン・フィリップスの音のインスタレーションは必聴です。

新登場のグッズもさすがおしゃれ。

「ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ―新収蔵作品を中心に」は9月6日(火)まで。質量ともに文句なしの充実度。箱根の自然とあわせて、春のお出かけにイチオシです♡詳しくは↓の記事をご覧ください。

ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ― 新収蔵作品を中心に
From Monet to Richter: Focus on New Acquisitions― Pola Museum of Art 20th Anniversary Exhibition
会場:ポーラ美術館
会期:2022年4月9日(土)~ 9月6日(火)
休館日:会期中無休
詳しくはhttps://www.polamuseum.or.jp/sp/monettorichter/へ。

 

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