【開幕】渋谷の街で楽しむ仏教名品展「SHIBUYAで仏教美術 ―奈良国立博物館コレクションより」 渋谷区立松濤美術館で5月29日まで

奈良国立博物館の名品を紹介する「SHIBUYAで仏教美術 ―奈良国立博物館コレクションより」が、渋谷区立松濤美術館で開幕した。


奈良国立博物館は、明治28(1895)年4月に帝国奈良博物館として開館して以来、 127年の歴史を有し、天平文化が花開いた平城京跡に近接する東大寺、興福寺、春日大社などに囲まれた奈良公園の一角にある。毎秋に開催され、多くの来場者でにぎわう「正倉院展」の会場としても有名だ。


同館の名品は、国内外を問わず多くの展覧会に所蔵品を貸与し、我が国の文化を紹介する活動に寄与してきたが、意外にも所蔵品を名品展として東京で公開したことはこれまでなかった。本展は、その魅力をあらためて紹介する場として、仏教に関する美術工芸品の一端、計83件を名品展という形で紹介するもの。


国宝の《辟邪絵天刑星》、《牛皮華鬘(登号)》 をはじめ、《観音菩薩立像》、《毘沙門天立像》などの仏像といった名品が並ぶ。コロナ禍で、なかなか関西まで足を伸ばせない関東近郊の仏教美術ファン必見の展覧会だ。
会期中展示替えあり、5月29日まで(土日祝日・最終週は日時指定予約制)。

【開催概要】

展覧会名:SHIBUYAで仏教美術ー奈良国立博物館コレクションより

会期:2022年4月 9日(土)~5月29日(日)

     前期:4月 9日(土)~5月 8日(日)

     後期:5月10日(火)~5月29日(日)

     ※会期中、一部展示替えがあります

休館日:月曜日、5月6日(金)

会場:渋谷区立松濤美術館(東京都渋谷区松濤、JR、東急、東京メトロ「渋谷」駅から徒歩約15分、京王井の頭線「神泉」駅から徒歩約5分)

入館料:一般1000円(800円)、大学生800円(640円)、高校生・60歳以上500円(400円)、小中学生100円(80円)

※新型コロナウイル感染症拡大防止のため、土・日曜日、祝日、および5月24日(火)以降の最終週は「日時指定予約制」となっています。同館ホームページ(https://shoto-museum.jp/)から日時指定予約をお願いします。

※()内は渋谷区民の入館料

※土・日曜日、祝休日は小中学生無料

※毎週金曜日は渋谷区民無料

※障がい者及び付き添いの方1名は無料

※リピーター割引 観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2割引きで入館できます。

渋谷区立松濤美術館のホームページ(https://shoto-museum.jp/