【開幕】「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が世田谷文学館で7月3日まで 絵本作家の頭の中をのぞいてみる

人気の絵本作家ヨシタケシンスケの全容と魅力に迫る「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が世田谷文学館で4月9日(土)に始まります。初の大規模個展となる本展では、ヨシタケさんの頭の中をちょっぴりのぞいてみることができます。

圧倒!アイデア2000枚!


展示会場に入ったとたん、圧倒されるのが膨大なアイデアスケッチの数々! ヨシタケさんは、絵本作家になる前からミニ6穴サイズの手帳に思いついたことや考えていることを描いてきたそうです。描きためた1万枚超の中から2千枚を複製して壁いっぱいに展示しています。

こんなところに!?というような所にも展示品があるのが本当に人の頭の中みたいで面白いです。 こういう別々の場所にあるものが、ひょんなことで結びついて、創造が生まれるんだろうなと感じました。

新感覚の”絵本”体験型展示

もちろん、絵本の原画やアイデアスケッチもずらりと並びます。ヨシタケさんの愛蔵品や学生時代の作品、所々にある付箋メモも必見です。

新感覚の体験型展示では、絵本の世界を味わうことができますよ。

体験型展示は子どもと来たら、もっと楽しめそう。展示室から笑い声やら悲鳴やらが聞こえてくるのが想像できます。

展示の最後にはこんなお楽しみも。

どちらかというとスコール女なのですが、晴れ女になれるのかもしれない

期待を上回るグッズ!

「ぶあつい」図録

そして、グッズも盛りだくさん! 本展で没となった企画やアイデアも収録した図録をはじめ、ポストカードやマグネット、ミニ6穴バインダーなど描き下ろしイラストを使ったアイテムも。散財必至です。

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は4月9日(土)から7月3日(日)まで世田谷文学館で開かれます。(ライター・岩本恵美)

「ヨシタケシンスケ展かもしれない」公式サイト