【開幕】MOA美術館で尾形光琳「紅白梅図屏風」など国宝3件同時公開 「開館40周年記念名品展 第1部」

国宝 尾形光琳「紅白梅図屏風」江戸時代

MOA美術館(静岡県熱海市)で、所蔵する国宝3件を同時公開する「開館40周年記念名品展 第1部」が3月27日(日)まで開催されています。
1982年1月11日に開館したMOA美術館は、創立者・岡田茂吉(1882~1955年)のイニシャルを冠した美術館で、東洋美術を中心にした日本有数の美術コレクションで知られています。
今年は開館40周年で、コレクションの優品を紹介する名品展が行われます。第1部では、江戸時代の絵師・尾形光琳の最高傑作《紅白梅図屏風》、京焼の大成者・野々村仁清の《色絵藤花文茶壺》、三大手鑑の一つ手鑑《翰墨城かんぼくじょう》の国宝3件が同時公開されています。

開幕後に取材しました

国宝 尾形光琳「紅白梅図屏風」江戸時代

尾形光琳の最高傑作《紅白梅図屏風》など国宝3件を同時公開する「開館40周年記念名品展 第1部」が1月28日からMOA美術館で始まりました。さっそく熱海へ取材に行きました。

国宝 野々村仁清「色絵藤花文茶壺」江戸時代
「青磁大壺」 中国・南宋時代 12-13世紀

野々村仁清の国宝《色絵藤花文茶壺》と中国・南宋時代の《青磁大壺》を見比べたり。

国宝 手鑑「翰墨城」 奈良時代~室町時代
伝 牧谿(もっけい)「叭々鳥図」 中国・南宋時代 12-13世紀

名筆を集めた国宝《手鑑 翰墨城》と、足利義満や織田信長らが所有した来歴を持つ中国絵画《叭々はは鳥図》を見て歩き。

重要文化財「樹下美人図」中国・唐時代
重要文化財 海北友松「楼閣山水図屏風」桃山時代 17世紀初期

色々なジャンル、時代の日本・東洋美術の名品の数々を鑑賞することができました。

映えるスポットがたくさん

MOA美術館といえば”映える”スポットで有名ですが、実は、国宝をふくめて収蔵品も撮影が可能なのもうれしいです。(現代の工芸品など一部撮影不可の作品もあります)

バス停を降りてからとても長いエスカレーターがあります
熱海駅からのバスの時間と同じくらいかより長いくらいですが途中で飽きることはないでしょう
会場の入り口です。目の前には海!
絶景を楽しめます。写っているのは初島と水平線に大島。房総半島も見えました
入って左側には復元された秀吉の黄金の茶室。橋本麻里さんの『かざる日本』によると中に入るとVR(バーチャルリアリティー)空間のようだそうです。残念ながら中には入れませんが輝きがすごい

国宝モチーフのグッズも

案内していただいた主任学芸員の尾西勇さんが広げてるのは仁清の茶壺のハンカチ。光琳の紅白梅図のグッズはさらに多種多様でした。

(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

開館40周年記念名品展 第1部
会場 MOA美術館(静岡県熱海市桃山町26-2)
会期 2022年1月28日(金)~3月27日(日)
開館時間 9:30-16:30(最終入館16:00まで)
休館日:木曜日
観覧料: 一般1,600円 高大生1,000円 中学生以下無料 65才以上1,400円
アクセス:JR東海道新幹線・東海道線 熱海駅下車、駅前バスターミナル8番乗り場よりMOA美術館行 約7分終点下車
詳しくは同館のホームページ

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