「バンクシーって誰?展」 作品と一体にストリートを再現 グローバルゲート ガレージ名古屋

世界中のストリートで表現を続けるバンクシー。作品の描かれたそれぞれのストリートを立体的に再現し、リアルに彼の世界を体感できる「バンクシーって誰?展」が名古屋市のグローバルゲート  ガレージ名古屋で開催されています。大きな反響のあった東京開催に続く巡回展で、こちらでも注目を集めています。会期は3月27日(日)まで。

ロンドンのフランス大使館前に催涙ガスで涙を流している『レ・ミゼラブル』のコゼットを描きました。難民キャンプでフランス警察が催涙ガスを使ったことへの抗議と考えられています。

明らかな問題があっても誰もそれに触れようとしない、という意味の「elephant in the room(部屋にいる象)」という慣用句をもじった作品。

フランスの難民キャンプで、シリア難民を父に持つスティーブ・ジョブズを描きました。移民や難民問題への理解を求めたのでしょう。

パレスチナのベツレヘムにオープンさせた「世界一眺めの悪いホテル」。イスラエル政府が建設した分離壁の目の前にあえて建て、パレスチナ問題に社会の目を向けさせ、その不条理を訴えました。

ガザ地区に描かれた巨大な猫の絵。荒廃する地区の現状をみずに、インターネットで子猫の写真ばかり挙げている人々を批判していると受け止められています。

展覧会のメインビジュアルにもなっている、ベツレヘム郊外に描かれた「Flower Thrower」。火炎瓶や石などのかわりに花束を投げさせ、平和への祈りを感じさせます。

上階から見下ろせる展示もあります。

音声ガイドは俳優で、本展アンバサダーの中村倫也さん。落ち着いた語り口で、じっくりと作品と向き合わせてくれます。

詳しくは公式サイト(https://www.ctv.co.jp/whoisbanksy/

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

◇2月17日〆切り

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