【次回のぶら美】浮世絵と刀剣の競演!「THE HEROES」展 森アーツセンターギャラリー 2月15日放送

【BS日テレ ぶらぶら美術・博物館】

★第399回 浮世絵と刀剣の競演!THE HEROES」展

~ボストン美術館秘蔵の“刀剣”と国芳・国貞らが描いた“武者絵”~

★2月15日(火)よる8時放送 番組ホームページ

六本木ヒルズにある森アーツセンターギャラリーで開催中のボストン美術館所蔵「THE HEROES」展を紹介します。

ボストン美術館は、約50万点の美術品を所蔵するアメリカでも有数の美術館のひとつ。日本美術に関しては、所蔵数約10万点以上と、日本以外ではその質・量とも世界一のコレクションを誇ります。

今回は、その中から選りすぐりの武者絵118点が初出展です。武者絵は「平家物語」のような軍記物語や、武勇伝説に登場する英雄たち、つまり“HEROES”を描いた浮世絵です。江戸後期の歌川国芳・国貞や、明治期の月岡芳年など多くの浮世絵師が武者絵を手掛けてきました。

葛飾北斎の弟子・葛飾北為が描いた“大物浦の戦い”では、源義経&弁慶と、平家の亡霊との戦いが、大胆な構図、漫画的な表現で描かれています。作品数自体が少ない浮世絵師でもある北為が描いた、傑作武者絵をじっくりと解説。師匠・北斎の代名詞でもある“波”の表現の違いにも注目です。

さらに、ボストン美術館は600(ふり)にも及ぶ刀剣のコレクションを誇ります。今回は厳選された20(ふり)が里帰りしました。中でも刀身全体に、皆焼(ひたつら)と呼ばれる、大変珍しい刃文が入った名工・三条吉則の太刀は必見です。他にも今回は日本国内の刀剣コレクションから、“源氏の重宝”と呼ばれる太刀や、上杉謙信の愛刀も特別出品です。

刀剣と武者絵の傑作を通して、めくるめく英雄たちの物語の世界へと入り込んでいきます。

◇あわせて読みたい

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(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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