【開幕】大阪中之島美術館 開館記念「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」

大阪中之島美術館が2022年2月2日(水)にオープンしました。開館記念 「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」も開幕です。ツイッターアカウント「美術展ナビ関西」による内覧会から開幕日までのツイートで開幕の様子をレポートします。
大阪中之島美術館 開館記念「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」 |
---|
会場:大阪中之島美術館 4、5 階展示室(大阪市北区中之島4-3-1) |
会期:2022年2月2日(水)〜 3月21日(月・祝) 月曜日休館(3月21日を除く) |
開館時間:10:00〜17:00 ※入場は 16:30 まで。 ※3月5日(土)、6日(日)、12日(土)、13日(日)、15日(火)~21日(月・祝)は10:00〜18:00 ※最終入場は 16:30 まで。 |
観覧料:一般 1,500 円/高大生 1,100 円ほか 日時指定事前予約《優先》制 |
公式ホームページ:https://nakka-art.jp |
1月28日(内覧会)
本日(1月28日)は、2月2日に開幕する大阪中之島美術館のプレス内覧に来ています。構想が発表されてから約40年。いよいよ開館目前です。「超コレクション展」の様子などをお伝えします!
第1章はコレクションの契機となった大阪の実業家・山本發次郎の旧蔵品から始まります。佐伯祐三の《郵便配達夫》(1928年)や高僧の墨蹟など、スタートから圧巻です。
第1章の見どころはまだまだ続きます。「大阪と関わりのある近代・現代美術」として、北野恒富の《淀君》(1920年頃)や池田遙邨の《雪の大阪》(1928年)をはじめ、絵画や写真、版画などが並びます。
第1章の最後に、黒い壁のエリアがあります。ここは中之島で発祥した前衛美術集団、「具体美術協会」の本拠地だった黒壁の館をモチーフにしているそうです。
5階展示室に進むと、第2章が始まります。ここではドラン、モディリアーニ、マグリット、ジャコメッティ、草間彌生、バスキアなど25作家の作品がずらり。これだけ豊かな作品群が「コレクション」であることに感動しました。
第3章にはグラフィック作品や家具作品が約 200 点並びます。倉俣史朗の《ミス・ブランチ》(デザイン1988年、製造1989年)や「サントリーポスターコレクション」(大阪中之島美術館寄託)からの選りすぐりなど見応え抜群です。
展覧会の最後はグッズショップもお見逃しなく。ボリュームたっぷりの図録や豊富な種類の絵はがきだけでなく、《郵便配達夫》のかわいいイラストがデザインされた雑貨もあります。
約400点の作品が並ぶと、本当にすごいボリュームだと実感しました。
2月1日(あと1日)
大阪中之島美術館開館記念「超コレクション展」、続いて同館で4月から開催の「モディリアーニ展」の大型ツインボードが梅田に登場!
美術館構想発表から約40年の時を経て、いよいよ明日2月2日開館です。
2月2日(開館日)
本日2月2日、大阪中之島美術館が開館しました!開館記念の「超コレクション展」も本日開幕です。
展示室でもQRコードが紹介されていますが、超コレクション展の出品作品にまつわる「99のものがたり」は特設サイトよりご覧いただけます。展覧会の予習にもいいですね。
約400点が並ぶ 超コレクション展 は、ここではお伝えしきれないほど見どころがたくさんあります。ぜひ会場でご覧ください。また、館内には今後予定されている展覧会のチラシが置かれています。こちらも楽しみですね!
ツイッターアカウント「美術展ナビ関西」では、大阪や京都、奈良など関西地域の美術展や展覧会の情報を発信しています。ぜひフォローしてください。
あわせて読みたい
主な出品作品や展示構成はこちら。
【22年2月2日】大阪中之島美術館がオープン 佐伯祐三 《郵便配達夫》やモディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》をお披露目する開館記念「Hello! Super Collection 超コレクション展」
内覧会速報はこちら。
【2月2日オープン】大阪中之島美術館の開館記念「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり― 」