【19日更新】2月に始まった全国の美術館・博物館の展覧会を公式SNSとともに紹介

2022年の2月に始まった全国の展覧会を、会場や主催者の公式SNS(ツイッターなど)とともに開幕日順に紹介します。
2月の最大の話題は、構想から約40年、とうとう開館した大阪中之島美術館でしょう。開幕を飾る展覧会ではその豊富なコレクションがお披露目されています。コロナ禍の影響で開幕延期となっていたフェルメールと17世紀オランダ絵画展(東京都美術館)も2月10日に、その後も上野リチ展(三菱一号館美術館)、Chim↑pom展(森美術館)、宝石展(国立科学博物館)などの話題展も続々始まっています。23日には、東京・福岡で大きな話題となったゴッホ展の最後の巡回展が名古屋市美術館で開幕します。

【2日】Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―

2022年2月2日という「2」並びの日に開館した大阪中之島美術館。開幕とともに始まる「超コレクション展 ―99のものがたり―」は4月3日まで。佐伯祐三の《郵便配達夫》、モディリアーニの《髪をほどいた横たわる裸婦》、ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》など、見たことがあるあの名作が数多く並びます。

【2月2日オープン】大阪中之島美術館の開館記念「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり― 」

【3日】フランソワ・ポンポン展 佐倉市立美術館

全国巡回しているフランソワ・ポンポン展が千葉県の佐倉市立美術館で2月3日~3月29日まで開催されています。

【5日】国宝 聖林寺十一面観音  奈良国立博物館

昨年、初めて東京(東博)に来て話題となった聖林寺十一面観音が地元の奈良国立博物館で5日から始まりました。展示ケース無しで見られるまたとない機会です。東京展ではガラスケースでした。「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」は3月27日まで。

【開幕】特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」 奈良国立博物館で3月27日まで

東京展の記事です。
【探訪】すべての顔で私を見ていてくれる 特別展「国宝 聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」

【5日】上村松園・松篁 山種美術館

開館55周年記念の特別展「上村松園・松篁」が山種美術館(東京・広尾)で2月5日から始まりました。


【開幕レビュー】圧倒的な「白孔雀」――山種美術館で開館55周年記念特別展「上村松園・松篁-美人画と花鳥画の世界-」


河野沙也子の「漫画で紹介、先輩画家」 第3回 上村家の人々

【5日】平等院鳳凰堂と浄土院 静岡市美術館

愛媛県美術館で1月9日まで開かれていた同展が静岡市美術館に巡回。2月5日から3月27日まで。


愛媛展の記事です。
「平等院鳳凰堂と浄土院 その美と信仰」が愛媛県美術館で開催中 国宝「雲中供養菩薩像」など約90件を展示

【5日】大英博物館ミイラ展 神戸市立博物館

国立科学博物館(東京・上野)で開催された同展が神戸市立博物館で2月5日から始まりました。5月8日まで。


東京展の記事です。
【開幕】「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」国立科学博物館で来年1月12日まで

【5日】塔本シスコ 熊本市現代美術館

昨年秋、世田谷美術館で開催されて話題となった塔本シスコ展が熊本に巡回。5日に熊本市現代美術館で開幕しました。20日放送の日曜美術館でも取り上げられるので、さらに話題になりそうです。4月10日まで。

【探訪】「塔本シスコ展」 シスコさんってどんな人? 四畳半から生まれた唯一無二の人生絵日記 孫の福迫弥麻さんに聞く

【8日】感覚の領域 今、「経験する」ということ 国立国際美術館

感覚の領域展」が国立国際美術館(大阪市)で2月8日から始まりました。現代美術の分野で独自の視点と手法によって、実験的な創作活動を展開している7人の美術家を紹介します。

【開幕】7名の現代美術家を紹介 特別展「感覚の領域 

【8日】最澄と天台宗のすべて 九州国立博物館

東博で昨年開催された特別展「最澄と天台宗のすべて」が2月8日から九州国立博物館で開幕しました。東京展、このあと行われる京都展(京都国立博物館で4月12日から)には出展されない宝物も複数あります。3月21日まで。

【開幕】特別展「最澄と天台宗のすべて」九州国立博物館で3月21日まで

【9日】メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

世界屈指のミュージアム、ニューヨーク・メトロポリタン美術館の豪華なコレクションから、フェルメールなど選りすぐりの西洋の名画65点が並びます。うち46点は日本初公開。大阪展で話題の本展がいよいよ東京・国立新美術館で2月9日に開幕しました。


【プレビュー】巨匠の大作、一挙来日「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」 国立新美術館で2月9日開幕

【開幕】「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」国立新美術館で5月30日まで ラファエロ、フェルメール、モネ、ゴッホ 西洋画の巨匠の大作が一堂に

【10日】フェルメールと17世紀オランダ絵画展 東京都美術館

開幕延期となっていた「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(東京都美術館)が2月10日(木)~4月3日(日)の新会期で開催。


【2月10日開幕】フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》を修復後、所蔵館外で世界初公開 東京都美術館で 札幌、大阪、宮城にも巡回


【開幕】「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」東京都美術館で4月3日まで 修復後館外初公開の《窓辺で手紙を読む女》

【11日】ミロ展 日本を夢みて Bunkamuraザ・ミュージアム

2月11日からBunkamura ザ・ミュージアム(渋谷)で、「ミロ展 日本を夢みて」が始まります。同展はその後、愛知県美術館、富山県美術館に巡回予定です。


【開幕レビュー】奇妙でかわいい。ミロと日本の関係とは――Bunkamura ザ・ミュージアムで「ミロ展-日本を夢みて」

【11日】上村松園・松篁・淳之三代展 東京富士美術館

「上村松園・松篁・淳之三代展」が東京富士美術館(八王子)で2月11日から。2年前にごく短期間でコロナ禍のため終わってしまった展覧会。


【プレビュー】近代が誇る女性画家とそれに連なる美の系譜――「上村松園・松篁・淳之三代展」 東京富士美術館で2月11日から

【11日】小早川秋聲 ―旅する画家の鎮魂歌 鳥取県立博物館

京都、東京で話題となった「小早川秋聲 ―旅する画家の鎮魂歌」展が、出身地の鳥取に巡回します。2月11日から鳥取県立博物館にて開催。


東京展でのレビュー記事です。
【開幕レビュー】豊かな叙情と確かな技量 「従軍画家」の真の姿を知る 小早川秋聲展 東京ステーションギャラリー

【14日】庵野秀明展 大分県立美術館

昨年、国立新美術館で開催された庵野秀明展が、14日に大分県立美術館で開幕しました。


東京展の記事です。
【開幕】庵野秀明展 アニメにとどまらないトップクリエイターの全容と軌跡! 国立新美術館で12月19日まで

【18日】上野リチ展 三菱一号館美術館

こちらも関西(京都)での開催時から話題の女性デザイナー。上野リチ展は三菱一号館美術館(東京・丸の内)で2月18日から始まりました。かわいいだけでありません。リチのファンタジーに酔いしれる展覧会です。


【開幕】かわいい、だけではない 厳しさと力強さ秘め 「上野リチ:ウィーンから来たデザイン・ファンタジー」三菱一号館美術館で5月15日まで


京都展のレビューはこちら
【開幕レビュー】「上野リチ」激動の時代にウィーンと京都で活躍した女性デザイナーの生涯をたどる 京都国立近代美術館で来年1月16日まで

【18日】Chim↑Pom展:ハッピースプリング 森美術館

「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」が2月18日(金)から森美術館(六本木ヒルズ)で始まりました。6人のメンバーからなり、結成17周年を迎えるChim↑Pomは、あっと驚く意表をついたアートプロジェクトを手がけてきました。その道のりを新作を含めて紹介します。


【開幕】「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」森美術館で5月29日まで

【19日】宝石展 国立科学博物館

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」が国立科学博物館(東京・上野)で2月19日に開幕しました。原石から宝飾品までありとあらゆる宝石に満たされた空間です。科学と文化の両面から宝石の魅力に迫ります。


【宝石展開幕】 科学と文化で掘り下げるゴージャスな特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」 国立科学博物館で6月19日まで

【22日】アニメサザエさんとともに50年展 ふくやま美術館

【23日】ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント 名古屋市美術館

「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が23日(祝)に名古屋市美術館で始まります。東京、福岡に続く名古屋での開催。美術展ナビの読者が選んだ2021年の展覧会でトップになった話題展。関西での開催はないので、関西のみなさんもぜひこの機会をご検討ください。


【ゴッホ、鳥獣戯画、印象派】発表!みんなで選んだ今年(2021年)のイチオシ美術展・展覧会20選+α!

【25日】安野光雅追悼展 安野先生のふしぎな学校 美術館「えき」KYOTO

「安野光雅追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション」が2/25~3/27、美術館「えき」KYOTOで開催されます。

【プレビュー】「安野先生のふしぎな学校」美術館「えき」KYOTO で2月25日から 「自ら考えること」の楽しさを味わう

【26日】西アジア遊牧民の染織 塩袋と伝統のギャッベ展 たばこと塩の博物館

「丸山コレクション 西アジア遊牧民の染織 塩袋と伝統のギャッベ展」が26日(土)からたばこと塩の博物館(東京)で始まります。初公開となるギャッベの数々からは、西アジアの人々が育んできた色合いのセンスやデザインを楽しめそうです。

【26日】挑む浮世絵 国芳から芳年へ 京都文化博物館

【1月末】開幕

【1月28日】楳図かずお大美術展 東京シティビュー

楳図かずお大美術展が1月28日から東京シティビューで開催されています。27年ぶりの新作の連作絵画『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』が会場で展示されます。


【開幕】「楳図かずお大美術展」3月25日まで、東京シティビューで

【1月28日】開館40周年記念名品展 MOA美術館

熱海にあるMOA美術館は開館40周年。それを記念して年間を通じて3部の名品展を開催します。1月28日から第1部が始まり、所蔵する尾形光琳「紅白梅図屏風」野々村仁清「色絵藤花文茶壺」手鑑「翰墨城」の国宝3件を同時公開中。


【プレビュー】MOA美術館の開館40周年記念展 光琳「紅白梅図屏風」 仁清「色絵藤花文茶壺」 手鑑「翰墨城」の国宝3件を同時公開 1月28日からの「第1部」で

【1月29日】くらもちふさこ展 弥生美術館

ラブストーリーを中心に、繊細な心理描写と大胆な画面構成、独創的な表現方法で少女マンガ史に燦然と輝く名作を生みだしてきた巨匠。デビュー以来、50年の画業を網羅する単独初個展が1月29日、弥生美術館(東京都文京区)で開幕しました。


【開幕】デビュー50周年記念 くらもちふさこ展 弥生美術館で5月29日(日)まで

「永遠の未完成」が半世紀の画業の原動力に 「等身大の人の内面を描きたい」くらもちふさこさんにインタビュー デビュー50周年記念展が開催中

【1月29日】岸田劉生と森村・松方コレクション 京都国立近代美術館

「新収蔵記念:岸田劉生と森村・松方コレクション」が京都国立近代美術館で1月29日に開幕しました。2021年3月に一括収蔵した42点を一斉に公開。巡回はありません。


【プレビュー】岸田劉生のコレクションを一挙に紹介「新収蔵記念:岸田劉生と森村・松方コレクション」京都国立近代美術館で1月29日開幕

【1月29日】コレクター福富太郎の眼 高知県立美術館

東京、大阪で話題となった福富太郎の眼展が高知県立美術館で1月29日から3月21日まで開催中です。

【1月29日】はじまりから、いま。1952ー2022 アーティゾン美術館

1月29日からアーティゾン美術館(東京・京橋)で「はじまりから、いま。1952ー2022」が始まりました。

【開幕レビュー】「はじまりから、いま。1952ー2022 アーティゾン美術館の軌跡-古代美術、印象派、そして現代へ」 アーティゾン美術館


(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

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開館55周年記念特別展「上村松園・松篁-美人画と花鳥画の世界-」 会場:山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36) 会期:2022年2月5日(土)~4月17日(日) 休館日:月曜休館、ただし3月21日は開館し、3月22

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