【開幕】「体感!日本の伝統芸能」東京国立博物館で3月13日まで

歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊の5つの伝統芸能を体感できる、ユネスコ無形文化遺産 特別展「体感!日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」が1月7日(金)から東京国立博物館 表慶館で始まります。2020年に予定され中止となったものを一部リニューアルしての開催です。会期は3月13日まで。

開幕前日の内覧会を取材しました

滅多に見られない雪化粧した東京国立博物館。激寒で上野駅からトーハクに着くまでにコートは真っ白に(^_^;)
あす1月7日(金)からはじまる「ユネスコ無形文化遺産  特別展  体感!日本の伝統芸能」の内覧会に来ています。

お芝居好きな方には堪らないでしょう。歌舞伎、文楽、能楽、雅楽、組踊の舞台をほぼ原寸大に再現。さらに本物の衣装や小道具を間近で見ることができます。

こちらは歌舞伎十八番の一つ、「暫」の鎌倉権五郎景政の衣装。すごい迫力にびっくり。一体、何キロあるんでしょう。

目の前で見る太刀の巨大さにも改めて絶句。役者さんの身体能力の高さを実感します。衣裳を後ろからじっくり眺める機会もなかなか無いでしょう。


リアルに再現された舞台には石川五右衛門。その衣裳や煙管などの小道具の質感にもドキドキします。

文楽も楽しいです。小さいながらも極めて精巧に作られた人形の首や小道具に目を奪われます。


能楽は面はもちろん、装束の鮮やかさが印象的。あの幻想的な世界は、こうした細部の丁寧な仕事の積み重ねの上に成り立っているのでしょうね。


本土の人が見る機会の少ない組踊の展示はまさに眼福。その鮮やかさ、華やかさ、造形のセンスにハッとさせられます。アジアの文物が行き交った琉球の豊かな文化を味わいます。


目にする機会が貴重、という点では最後の雅楽こそよくよくウォッチしたいです。現在まで伝わる最古の伝統芸能。展示されているのはすべて宮内庁式部職楽部で実際に使われている装束類です。

ひと通り見終えて外にでるとこの雪化粧でまたびっくり。開幕の明日はどうなっているのでしょうか。コロナ禍も気になる状況ですが、お正月に見ておきたい展示です。

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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