【開幕】様々な歴史を見つめてきた面たち 「能面100 The Art of the Noh Mask」(京都・美術館「えき」KYOTO)

歴史ある能面100面を一堂に展覧する展覧会「能面100 The Art of the Noh Mask」が、美術館「えき」KYOTOで開幕した。


長い歴史の中で絶えず守られてきた日本を代表する伝統文化「能」。人間の本質的なものを追い求める能楽において、演能に用いられる「能面」は重要な装飾のひとつである。一見、無表情にもみえる能面は、舞台上では多くの表情を持ち、見事なまでに人間の心理を表現している。その不思議な魅力は、いつの時代も我々を魅了してやまない。


本展では、スティーヴェン・マーヴィン氏のコレクション、金剛家、篠山能楽資料館の歴史ある能面100面を一堂に展示。能の主役たちの俗称「神男女狂鬼(しん・なん・にょ・きょう・き)」に即しながら、能面に込められた性格や造形を五つに分類して紹介する。


なかでも半数を占めるマーヴィン・コレクションは、世界的な能面の愛好家であり研究者でもあるマーヴィン氏の約250点にもおよぶ能面コレクションから厳選。東京の骨董店で初めて小面と出合い、能面に魅了され蒐集を始めたという。ほぼ非公開の貴重なコレクションを堪能できる、またとない機会となる。

<開催概要>

会期:2022年1月2日(日)〜2月6日(日)※会期中無休

会場:美術館「えき」KYOTO(https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/
(京都市下京区、 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)

開場時間:午前10時~午後7時30分(※百貨店の営業時間に準じて変更になる場合あり)

観覧料金:当日一般1000円、高・大学生800円、小・中学生600円(※詳細は公式サイトへ)

問い合わせ:075-352-1111 (ジェイアール京都伊勢丹大代表)

直前の記事

【レビュー】北海道八雲町に入植した旧尾張藩士やその末裔が始めた熊彫を紹介する「木彫り熊展」 名古屋大学博物館 

モダンなインテリアにも映える置物として、木彫り熊がブームだという。かつて、北海道土産といえば木彫りの熊だった時代がある。サケをくわえた漆黒のヒグマ像を思い出す人も多いだろう。「アイヌの民芸品」とうたわれたことも人気の理由

続きを読む
新着情報一覧へ戻る