【開幕】競技かるたの世界、情熱的に描く 完結に向けた大規模原画展「ちはやふる展」 松屋銀座で1月17日まで

©末次由紀/講談社

展覧会名:ちはやふる展

会期:2021年12月27日(月)~2022年1月17日(月)

会場:松屋銀座 8階イベントスクエア(東京都中央区銀座)

休業日:1月1日(土・祝)

入場料金(当日券) :一般1300円、高校生800円、中学生600円、小学生300円

公式サイト(https://chihayafuru.exhibit.jp/

競技かるたの世界をリアルに描いた末次由紀さんの少女漫画作品『ちはやふる』の原画展。2007年から「BE・LOVE」(講談社)で連載が始まり、読み手を引き込む情熱的なストーリーで高い評価を受け、アニメ化や実写映画化もされるなど多くのファンに親しまれている。千早(ちはや)、太一(たいち)、新(あらた)の3人に加えて、ライバルたちとの競技かるたをめぐる友情と戦いはいよいよ完結に向かおうとしている。

©末次由紀/講談社

本展は出品総数500点以上という過去最大規模の原画展。描き下ろしをはじめ、初公開のカラー原稿も登場する。貴重な設定資料や調査メモ、制作風景や作家が作品にかける思いを語った映像など、制作の舞台裏も紹介し、「ちはやふる」の魅力に迫る。

©末次由紀/講談社
©末次由紀/講談社
©末次由紀/講談社

さらに登場人物の心情を映す和歌を、絵札とその意訳で解説するコーナーも。末次さんが「競技かるた」と未来へのつながりを願い設立した「ちはやふる基金」についても紹介するなど、多角的な展示になっている。

グッズも豊富

展覧会限定のフルカラー仕様のイラスト集、グッズは約100アイテムを用意。

スノー丸ぬいぐるみは2750円(税込)。スノー丸のちょんまげを再現、帽子をぬがせても可愛らしい姿が楽しめる。

音声ガイドは綾瀬千早役の瀬戸麻沙美と、真島太一役の宮野真守が担当。ストーリーや作品の魅力を振り返る。(※音声ガイドの巡回先での取り扱いは未定)

全国を巡回予定 北九州、神戸など

松屋銀座の展覧会が終了後は約2年間にわたり全国を巡回する予定。北九州市漫画ミュージアム(福岡県)では2022年6月11日(土)~8月6日(土)まで(毎週火曜日は休館日)。神戸会場では2023年1月(予定)の日程が発表されている。

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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