Sexy Zone 松島聡さん ハリポタ愛語る 「年齢を経て深まる理解」「スリザリンに入りたい」 「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展に寄せて

芸能界でも指折りのハリー・ポッターファンとして知られるSexy Zoneの松島聡さんが、東京ステーションギャラリーで開幕した「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展のオープニングイベントに出席。「美術展ナビ」の取材に応じ、同シリーズについて「年齢を重ねるごとに理解が深まる」とその魅力を語ってくれました。(聞き手・読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

運命の図書室の出会い

松島さんはシリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」がイギリスで出版された1997年の生まれ。小学校低学年のころ、「図書室で本の表紙のデザインに惹かれ、手に取った」のがハリポタとの出会いだったといいます。「最初は難しくて100%は理解できなかったが、もしかしたら自分も魔法が使えるのではないか」と考えるようになり、いつしか熱心なファンに。映画でドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンにサインをもらうために、6時間も待ったほどの筋金入りです。

「推し」はスネイプ先生、目標はアラン・リックマン

登場人物で「推し」はスネイプ先生。「最初は何をしたいのか分からない存在だったが、映画をみて印象が変わった。生涯、(ハリーの母の)リリーへの愛を貫くなど深い人間性を感じる。20歳を超えて、彼の考えていたことが分かったような気がする」と語ります。「魔法をテーマにしたストーリーだけど、リアルかフェイクか分からなくなるぐらい、現実社会とリンクしているところが魅力。人生の教科書ですね」。

映画でスネイプ先生を演じた名優、アラン・リックマンが2016年、69歳で亡くなった時は「とてもショックでした」と声を落としました。「キーパーソンはハリーのように見えますが、実はスネイプ先生がカギを握っていた。主役を際立たせる役というのは、演じるのが一番難しい。彼のようなスキルと貫禄を持った俳優になるのが目標です」と真剣な表情でした。

芯のある生き方をもとめ「スリザリンに入りたい」

今回のハリポタ展は、ホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って展示が進みます。同校の4つの寮「グリフィンドール」「ハッフルパフ」「レイブンクロー」「スリザリン」のうちどこに入りたいですか、と伺うと、「それ、めちゃくちゃ考えるんです」と嬉しそう。その上で「スリザリンですね」ときっぱり。

ダークなイメージも強いスリザリン。「確かに狡猾で、冷酷で、いいイメージがないですが、忠誠心が強い。やると決めたらとことんやる。自分が真似できない芯のある生き方に憧れます。ないものねだりですね」といいます。ドラコ・マルフォイが理想といい、「人間味も、愛情もあって、100%の悪になりきれない。その葛藤に面白さがある」とさすがの分析。「組み分け帽子は松島さんをスリザリンに入れてくれますか?」と伺うと、「悪の組織では役に立てそうにないので、グリフィンドールに入れられそう」との見立てでした。

東京ステーションギャラリーとの絶妙のマッチング

開幕に先立ち、展覧会を鑑賞した松島さんの印象に強く残ったのが、東京ステーションギャラリーと展示物との絶妙な調和でした。「今回、初めて東京ステーションギャラリーに伺ったのですが、雰囲気のある建築に惹かれました。100年以上の歴史のある施設で、同じく歴史の積み重ねの中で成立したハリー・ポッターのイベントが開催される、というのはすごいこと。ぜひ、展示されているものを目に焼き付け、存分に楽しんでほしいです」と来場をすすめていました。

松島聡(まつしま・そう):1997年11月27日生まれ。静岡県出身 。

(おわり)

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