【プレビュー】ラファエロ、エル・グレコ、ルーベンス、ベラスケス、レンブラント・・・「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」展 東京都美術館で4月開幕

世界でも指折りの西洋絵画コレクションで知られるスコットランド国立美術館の至宝を紹介する「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」展が2022年4月22日、東京都美術館(上野)で開幕する。その後、神戸と北九州に巡回する。詳しくは公式サイト(https://greats2022.jp)へ。

同美術館はスコットランドの首都エディンバラに1859年、開館。以来、購入や地元名士の寄贈や寄託などによってコレクションの拡充を進めた。現在は、同館とスコットランド国立肖像画美術館、スコットランド国立現代美術館により構成されるスコットランド国立美術館群には約12万点が所蔵され、多くの来場者が訪れる施設になっている。

今回はその有数のコレクションからラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、ブーシェ、スーラ、ルノワールなど、ルネサンスから19世紀後半までの西洋絵画史を彩る巨匠たちの作品を展示する。ベラスケスの初期の傑作《卵を料理する老婆》は日本初公開。プロローグではスコットランド国立美術館と、それをとりまくエディンバラの街並みなどを描いた作品を紹介する。

1885年当時の同美術館内の描いた作品。メインギャラリーを象徴する赤い壁は現在も変わっていない。

展示は時代を追って展開される。主な作品を紹介する。

第1章 ルネサンス

第2章 バロック

第3章 グランド・ツアーの時代

第4章 19世紀の開拓者たち

エピローグ

西洋絵画の錚々たる巨匠の作品がたっぷり味わえる。英国絵画も充実しており、ゲインズバラ、レノルズ、ブレイク、コンスタブル、ターナー、ミレイなどイングランド出身の画家に加え、スコットランド出身のレイバーン、ラムジー、ウィルキー、ダイスなど日本で見る機会の少ない画家たちの名品も登場する。

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち
◇東京会場
会場:東京都美術館(上野)
会期:2022年4月22日(金)~7月3日(日)
休室日:月曜日(ただし5月2日は開室)
◇神戸会場
会場:神戸市立博物館
会期:2022年7月16日(土)~9月25日(日)※予定
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日に休館)
◇北九州会場
会場:北九州市立美術館 本館
会期:2022年10月4日(火)~11月20日(日)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日に休館)
詳しくは公式サイト(https://greats2022.jp)へ

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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