【開幕】「古代中国・オリエントの美術 リターンズ ―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」2022年2月13日まで、永青文庫で

重要文化財「銀人立像」 中国 戦国時代(前5~前3世紀)

「古代中国・オリエントの美術 リターンズ ―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」
会場:永青文庫(東京都文京区目白台1-1-1) 4階・3階展示室
会期:2021年12月18日(土)~2022年2月13日(日)
休館日:月曜日(1月10日は開館し、翌11日は休館)。年末年始(12月27日~1月7日)
開館時間:10時~16時30分(入館は16時まで)
入場料:一般800円、シニア(70歳以上)600円、大学・高校生300円、中学生以下、障害者手帳をご提示の方およびその介助者(1名)は無料
詳しくは同館HP


「古代中国・オリエントの美術 リターンズ―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」が12月18 日、永青文庫で始まります。開幕前日のプレス内覧会に伺いました。

2020年2月に開幕した「古代中国・オリエントの美術―国宝“細川ミラー”期間限定公開―」は、新型コロナウイルス感染拡大のため途中で閉幕。今回、新たな展示品も加えて、およそ1年10か月ぶりに再開されます。

国宝「金銀錯狩猟文鏡」 
中国 戦国時代(前4~前3世紀)2022年1月23日(日)まで限定公開
国宝「金彩鳥獣雲文銅盤」 
中国 前漢~新時代(前3~後1世紀)永青文庫蔵
2022年1月25日(火)~2月13日(日)限定公開

“細川ミラー”の名前で知られる国宝の「金銀錯狩猟文鏡きんぎんさくしゅりょうもんきょう」は、2022年1月25日からは同じく国宝の「金彩鳥獣雲文銅盤きんさいちょうじゅううんもんどうばん」に展示替えとなります。

重要文化財「銀人立像」
中国 戦国時代(前5~前3世紀)

古代中国美術の「銀人立像ぎんじんりゅうぞう」は高さ9センチ、重さ約240グラムほどの像ですが、指先の爪まで細かに表現されています。像の背面には作品の重さを表すとされる文字が刻まれています。足の裏には鋳造後に削ったりした後が残ることから、像が自立できるように調整したと考えられているそうです。

ファイアンス製象嵌タイル エジプト 新王国時代第19~第20王朝(前13~前12世紀)
「ヤギ文タイル」イラン 17世紀

そのほか、古代エジプトのファイアンス製象嵌タイルなども、時代を超えて引きつけられるデザインです。年末年始に心を落ち着けて、古代の中国やオリエントの貴重な作品を見ながら、遠い昔に思いをはせてみるのもいいかもしれません。(読売新聞美術展ナビ編集斑 若水浩)