山梨県立美術館(甲府市) 来年度の特別展予定

山梨県立美術館

来年度の令和4年度に山梨県立美術館で開催される予定の特別展が決まった。

詳しくは同美術館ホームページ

◆フランソワ・ポンポン展

会期:4月16()612()

フランソワ・ポンポン《シロクマ》 1923-1933年 白色大理石 群馬県立館林美術館蔵

フランスの彫刻家フランソワ・ポンポン(18551933)の日本で初の回顧展。ロダンの下彫り職人としてキャリアを積み、20世紀初に動物彫刻家として活躍した。《シロクマ》に代表される、単純だが優美な形状をもつ独創的な動物彫刻で知られる。

◆宮城県美術館所蔵 絵本原画の世界2022

会期:716()828()

山脇百合子《ぐりとぐら》26-27頁原画 1963年 宮城県美術館蔵

宮城県美術館は絵本「こどものとも」(福音館書店)の原画を中心に、1万点以上の絵本原画を所蔵している。展覧会では太田大八、山本忠敬、中谷千代子、山脇百合子、なかのひろたか、佐藤忠良、林明子など「こどものとも」で活躍した33人の作家の、初公開を含めた約300点の絵本原画を展示する。

◆縄文―JOMON―展(仮称)

会期:9月10()116()

《渦巻文土器 (笛吹市教育委員会蔵) 展開写真》 撮影:小川忠博

山梨県は全国有数の縄文文化の発展した地として知られる。遺跡からは多くの土器や土偶が発掘されているが、必ずしも美術的視点から紹介されることは多くない。この展覧会では、県内各所に所蔵されている代表的な土器や土偶を集め、写真家の小川忠博によって撮影された拡大写真や展開写真とコラボレーションさせ、改めて縄文文化の美術的価値を探る。

◆米倉壽仁展

会期:1119()~令和5122()

米倉壽仁《ヨーロッパの危機》 1936年 山梨県立美術館蔵

山梨県出身の米倉壽仁ひさひと(1905~1994)は生涯、シュルレアリスムの流れをくむ表現に取り組んだ。前衛画家が多く集まった「美術文化協会」や、戦後に自らが結成したグループ「サロン・ド・ジュワン」を基盤に活動した。今回は約40年ぶりとなる個展で、山梨県立美術館が所蔵する米倉の作品を中心に、福沢一郎や北脇昇、ダリやデ・キリコといったシュルレアリスム画家たちの作品もあわせて展示する。

 

読売新聞事業局「美術展ナビ」編集班)

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