「スター・ウォーズ」「ゴジラ」「タクシードライバー」などクールな作品ずらり! 「MONDO 映画ポスターアートの最前線」 国立映画アーカイブで12月7日から

ホラー映画の古典、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」のポスターもクール(国立映画アーカイブで)

「MONDO 映画ポスターアートの最前線」展が国立映画アーカイブ(東京・京橋)で12月7日(火)から来年3月27日(日)まで開催されます。開幕に先立つプレス向け説明会を取材しました。

「MONDO 映画ポスターアートの最前線」
会期:2021年12月7日(火)〜2022年3月27日(日)
会場:国立映画アーカイブ展示室(7階)(東京都中央区京橋3-7-6)
開室時間:11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
*毎月末金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで)
休室日:月曜日、12月28日~1月2日、3月8日~3月13日
観覧料:一般250円 大学生130円
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
詳細は公式サイト

説明会を取材

ルーク!ヨーダ!ダース・ベイダー!カッコいい映画ポスターです。

もちろんあの歴史的名作「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」のものですが、映画会社などが作ったオフィシャルなものではありません。映画は1980年公開ですが、このポスターが出来たのは2010年。
では何?

アートとして作られたポスター

国立映画アーカイブ(東京・京橋)で12月7日(火)から始まる「MONDO 映画ポスターアートの最前線」展。プレス向け説明会に伺いました。


無声時代から最新作まで71点のポスターが並びます。
「月世界旅行」「サイコ」「ロボコップ」なども実にクールです。つまりアートとして作られたポスター、という訳です。

MONDO、とはアメリカ・テキサス州にあるアートプロダクションです。映画会社の許諾を得て、優れたデザイナーやイラストレーターにポスターを作ってもらっており、世界中に熱狂的なファンを抱えています。この「遊星からの物体X」とかカッコ良すぎて悶絶もの。

クリスマスの季節に相応しく「ホーム・アローン」も嬉しいです。一連の名場面を思い出してクスクス笑ってしまいます。公開時のポスターでは考えられない、こうした「ネタバレ」も構わない点も魅力。なぜかカルキン君が出てこないところも可笑しいです。

「ゴジラ」ももちろんあります。「キル・ビル」など、日本にゆかりの深い作品とはいえ、アメリカで作られたのにやたらと日本語がちりばめられているポスターが目立つのも興味深いです。オシャレな記号なのかもしれません。

「未来世紀ブラジル」「タクシードライバー」など名作にはやはり力作がそろいます。スクリーンプリントという技法で印刷された限定品で発色や質感が見事。これは展覧会場で見ないと分かりません。

「MONDO 映画ポスターアートの最前線」展(国立映画アーカイブ)は12月7日(火)から来年3月27日(日)まで。5月には協働開催の京都国立近代美術館に巡回します。映画好きも美術ファンも楽しめます。お勧め。
(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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