モネの《睡蓮》 イスラエル博物館の《睡蓮の池》に合わせ国内の美術館所蔵の3点も特別展示 三菱一号館美術館

特別展示「睡蓮:水の風景連作」 右:クロード・モネ《睡蓮》1908年、東京富士美術館 中:クロード・モネ《睡蓮》1907年、DIC川村記念美術館 左:クロード・モネ《睡蓮》1907年、和泉市久保惣記念美術館(写真:三菱一号館美術館 Photo MIMTⒸHiroo Yasui)

「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展を開催中の三菱一号館美術館では、同展で紹介されているモネの《睡蓮の池》(1907)に合わせて、国内の美術館で所蔵している《睡蓮》3点の特別展示を行っている。

初来日のクロード・モネ《睡蓮の池》1907 年 イスラエル博物館蔵

展示されているのはDIC川村記念美術館(千葉県佐倉市)、和泉市久保惣記念美術館(大阪府和泉市)の《睡蓮》(いずれも1907年)と、東京富士美術館(八王子市)の《睡蓮》(1908年)の3点。同展が開幕した10月15日から川村記念美術館と和泉市久保惣記念美術館の2点が展示され、11月30日から東京富士美術館の1点が加わった。

モネは1909年、パリのデュラン=リュエル画廊で「睡蓮:水の風景連作」展を開催し、1903~08年の間に描いた睡蓮のうち48点を1室にまとめて展示したことで知られている。現在、三菱一号美術館で展示されている4点はいずれもこの展覧会に展示された。同館では「歴史的な展覧会で紹介された作品のうち、4点をまとめて見られる貴重な機会。ぜひ足を運んでその魅力を堪能してほしい」と話している。同展は2022年1月16日(日)までの開催。

三菱一号館美術館ではこれに合わせて、「イスラエル博物館所蔵」展の公式図録には載っていない特別展示作品の《グラン・ブーケ》(オディロン・ルドン)と《睡蓮》を解説したリーフレットも販売している。《睡蓮》のリーフレットでは、同館の安井裕雄・上席学芸員の22年にわたる《睡蓮》の研究成果がまとめられている。各300円。

詳しくは「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展(https://mimt.jp/israel/)から。

(読売新聞美術展ナビ編集班 岡部匡志)

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