3位はトーハク150年 2位はメトロポリタン美術館展 1位は口から6体のあれが出てくる…教科書でおなじみの 美術展ナビ11月の人気記事トップ10

記者会見で発表された空也上人のフィギュアの見本

11月の美術展ナビの人気記事のトップ10です。ニューヨークからはるばる来日した西洋画の名品、そして新しい美術館のオープン、そして来年開催の大型展の発表と、注目の美術ニュースが上位に並びました。行きたいと思っていた美術展や読み返したい記事を見つけたら、ぜひチェックしてみてください。

1位 「空也上人と六波羅蜜寺」が東博で来年3月1日に開幕 口から出てくる6体の仏を再現したフィギュアも

東京国立博物館などが11月1日、特別展「空也上人と六波羅蜜寺」を来年3月1日から5月8日まで開催すると発表しました。日本史の教科書でおなじみの、口から6体の小さな仏が飛び出る重要文化財「空也上人(くうやしょうにん)立像」が京都市の六波羅蜜寺の外に出るのは、1973年に東京で開かれた展覧会以来、半世紀ぶりとなります。

2位 【開幕レビュー】「メトロポリタン美術館展」初期ルネサンスからポスト印象派まで巨匠の名作65点で西洋絵画史500年をたどる

ラファエロ、カラヴァッジョ、レンブラント、フェルメール、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ――。15世紀前半のイタリア・ルネサンスから19世紀末のポスト印象派までの500年を代表する巨匠の名作が一堂に会する注目の「メトロポリタン美術館展」が大阪市立美術館で開幕。東京でも国立新美術館で来年巡回します。

3位 【史上初の国宝89件公開】2022年に東京国立博物館が創立150周年 全ての国宝を展示する特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を10~12月に 三日月宗近など刀剣19口も

2022年3月に東京国立博物館が創立150周年を迎えます。記念する展覧会などの報道発表会が11月15日(月)、同館(東京・上野)で行われました。一番の目玉は、特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」(2022年10月18日~12月11日)。狩野永徳から埴輪まで所蔵する国宝89件すべてを展示(展示替えあり)するのは、東博(トーハク)の150年の歴史上初めて!。

4位 都心で味わう、総合商社ならではの豪華コレクション 「丸紅ギャラリー」がオープン

日本を代表する総合商社の丸紅。皇居のお堀端にそびえる本社の新社屋は今年5月に完成。このビルの3階に11月1日、新社屋の完成を記念して「丸紅ギャラリー」がオープンしました。同社は絵画、染織品、染織図案を3本の柱として、合計約1300点にのぼる豊富な美術品コレクションを誇ります。これまでも企画展などの形で一般に公開してきましたが、展示施設を作るのは初めてです。

5位 【探訪】一躍人気のレッサー・ユリィ 独特の作風がコロナ禍の人々の心に響いた? 「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展(三菱一号館美術館)で注目

三菱一号館美術館(東京・丸の内)で開催中の「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展で、一躍美術ファンの心をつかんだ作家がいます。ベルリンを拠点に、特に大戦間の時期に活躍したドイツ印象派の画家、レッサー・ユリィ(1861~1931)です。ユダヤ系の画家として、これまでもドイツやイスラエルでは重要視されてきましたが、日本ではあまり紹介される機会がなく、専門家以外では知る人ぞ知る存在でした。どんな画家だったのかを紹介した記事です。

「印象派・光の系譜」展の内覧会の動画です。

6位 23日まで延長【特別公開中】205年ぶり 元三大師胎内仏「鬼大師」 深大寺

深大寺(東京・調布市)で11月3日から23日まで、元三(がんざん)大師=慈恵大師良源の胎内仏である「鬼大師」の205年ぶりとなる特別公開が行われました。深大寺の大師座像は像高2メートルにもなる日本最大の肖像彫刻で、本来50年に一度開帳される秘仏ですが、東京国立博物館で行われた「最澄と天台宗のすべて」展に出開帳でかいちょうされました。鬼大師もこれを記念して開帳することになりました。反響が大きく、当初より期間を延長しました。なお、「天台展」は来年、九州国立博物館、京都国立博物館に巡回します。

天台展(東京展)の内覧会を取材した動画です。

7位 【次回のぶら美】「絶対、日本に来ない名画」を深掘り解説 11月23日アンコール放送

日本には世界中から名画がやって来て、美術ファンを楽しませてくれます。ただ、レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」、ミケランジェロ「最後の審判」など、有名な名作には来日していないものも。さまざまな理由で来日できない名作を集めて山田五郎さんがスペシャル解説したテレビ番組を紹介しました。何度もアンコール放送してほしい内容でした。

8位 【開幕】「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」国立科学博物館で来年1月12日まで

国立科学博物館で10月14日から来年1月12日まで開催されている特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」の内覧会を取材しました。大英博物館から6体のミイラなど貴重な資料のほか、日本エジプト合同調査隊による最新の発掘調査の成果や、科博が所蔵する「猫のミイラ」も初公開されています。

内覧会を取材した動画です。

9位 【プレビュー】 アメリカ人ならみんな知っている画家 生誕160年記念「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」 世田谷美術館(東京・世田谷)で11月20日(土)開幕

生誕160年記念「グランマ・モーゼス展-素敵な100年人生」が世田谷美術館で11月20日に始まりました。全国巡回展の待望の東京開催です。来年2月27日まで。公式サポーターを務める結城アンナさんのインタビュー記事もぜひご覧下さい。


【インタビュー】絵画だけでなく、背景にある人生も知って欲しい――世田谷美術館の「グランマ・モーゼス」展の公式サポーターを務める結城アンナさんに聞く

10位 【開幕】「聖徳太子 日出づる処の天子」サントリー美術館で来年1月10日まで 太子が用いた「七星剣」など国宝9件

2021年は聖徳太子(574~622年)の1400年遠忌(聖忌)にあたり、太子ゆかりの寺院では、100年に一度の盛大な法会や記念事業が行われています。太子信仰の中核を担ってきた大阪・四天王寺の寺宝を中心に、関東など各地で造られたさまざまな太子像や太子信仰のゆかりの品々を紹介する特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」が11月17日、サントリー美術館(東京・六本木)で始まりました。「七星剣」「四天王寺縁起」「扇面法華経冊子」など国宝9件が出展されるまたとない貴重な機会です。来年1月10日まで。

内覧会を取材した動画です。


まとめ記事ベスト5

一般記事のベスト10を紹介してきましたが、それらをまとめた記事もよく読まれました。まとめ記事のベスト5も紹介します。

1位 【2位は大英博物館 1位の美術館は?】美術展ナビ10月の人気記事トップ10

2位 12月に始まる全国の美術館・博物館の展覧会を公式SNSとともに紹介

3位 【関西版】11月に見られる関西の美術館・博物館の展覧会を紹介

美術展ナビは首都圏だけでなく関西の美術館の展覧会情報も充実させていっています。大阪や京都など関西の方はぜひ#関西のタグもチェックしてください。

4位 週末いきたい! 秘仏や寺宝をこの目で 美術館、博物館の展覧会や寺院での特別公開 4選

5位 11月に始まる全国の美術館・博物館の展覧会を公式SNSとともに紹介

(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

前月のベスト10はこちら
【2位は大英博物館 1位の美術館は?】美術展ナビ10月の人気記事トップ10

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