【史上初の国宝89件公開】2022年に東京国立博物館が創立150周年 全ての国宝を展示する特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を10~12月に 三日月宗近など刀剣19口も

2022年3月に東京国立博物館が創立150周年を迎えます。記念する展覧会などの報道発表会が11月15日(月)、同館(東京・上野)で行われました。

キービジュアルは1955年頃に撮影された写真

一番の目玉は、特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」(2022年10月18日~12月11日)。
狩野永徳から埴輪まで所蔵する国宝89件すべてを展示(展示替えあり)するのは、東博(トーハク)の150年の歴史上初めて!

三日月宗近など<国宝刀剣の間>に見参!

中でも、三日月宗近など国宝の刀剣19口については展示替えはなく、同時に鑑賞できます。
これまたトーハク史上初!

キリンも帰ってくる

東博は1872年に旧湯島聖堂で開催された日本初の博覧会が始まり。1882年に上野の現在地に移転。コンドル設計の(旧)本館ではキリンの剥製も展示されていました。現在は日本科学博物館のつくば市の施設にあるこの剥製が特別展のため約100年ぶりにトーハクに!

「総合文化展」にも注目

トーハクのすごさは特別展だけではありません。同館は常設展ではなく「総合文化展」と呼んでいますが、その理由は年間300回もの展示替えが行われているから。
例えばこの写真は右が7月、左は11月に同じ場所で記者が撮ったものですが、並べて見て初めて「入れ替わってる?」

総合文化展の目玉である本館2階の国宝室は新年度、どうなるのでしょうか?

答え
「未来の国宝」と銘打って研究員が12万件の収蔵品から選び抜いた逸品を展示します。
例えば、菱川師宣「見返り美人図」は意外にも、重要文化財にも未指定。
1室1点の展示で、評価が高まる作品もありそうです。

150年史の編纂や記念グッズ

記念の書籍やグッズも幅広く展開。
150年史が編纂され、一般書としても刊行され、ベアブリックやほぼ日手帳とのコラボも!

2022年4月はじまりの手帳が登場する予定

トーハク平成館の前に立つ初代館長の町田久成も今日はいつもよりも微笑んでいるように見えました。

初代館長の町田久成の像

(読売新聞デジタルコンテンツ部 岡本公樹)

東京国立博物館150周年特設サイトはこちら
発表された動画はこちら。

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