【チケット情報解禁】「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展 東京ステーションギャラリーで12月18日開幕

12月18日から2022年3月27日まで東京ステーションギャラリーで開催される「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展のチケット情報と最新のチラシ画像が10月27日に公開された。日時指定制の事前購入制で、チケットは11月29日午前10時から、ローソンチケット(インターネット予約・店頭購入)で購入できる。

ハリー・ポッターと魔法の歴史
会場:東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内、JR東京駅)
会期:2021年12月18日(土)~2022年3月27日(日)
開館時間:午前10時~午後6時(金・土は午後8時まで)*入場は閉館の30分前まで
入館料(日時指定制):一般2500円、高校・大学生1500円、小・中学生500円
休館日:月曜日、12月29日~1月1日、1月11日 *ただし1月10日、3月21日は開館
詳しくは公式サイト(https://historyofmagic.jp/)へ


△11月7日まで開催の兵庫県立美術館の内覧会を取材した動画

見どころを紹介

1990年6月、マンチェスターからロンドンへと向かう列車の中で、無名の作家J.K.ローリングに舞い降りたひとつのアイディア。それは、現代のファンタジー「ハリー・ポッターシリーズ」として結実し、20年以上にわたって世界中で愛されることになった。その源流には何があるのだろうか。
この展覧会ではハリーが学んだホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って、イギリスをはじめ世界各国に伝わる魔法や呪文、占いなどの記録を10章に分けて紹介する。大英図書館が2017年に開催した“Harry Potter: A History of Magic”の国際巡回展で、日本での開催はロンドン、ニューヨークに次ぐもの。大英図書館による大規模展覧会が日本に巡回するのは初めてだという。

ジム・ケイ《『ハリー・ポッターと賢者の石』の9と3/4番線の習作》 ブルームズベリー社蔵 ⒸBloomsbury Publishing Plc 2015

「魔法薬学」「錬金術」。魔術にとって薬づくりは欠かせない技術で、ボグワーツ魔法魔術学校でも必修科目だった。卑金属を貴金属に変える「錬金術」も同様。「ハリー・ポッター」シリーズ第1作に登場する「賢者の石」は永遠の命を与える「命の水」を生成することができると信じられ、中世ヨーロッパの錬金術師たちはその獲得に奮闘した。その作り方が記されたのが、4メートルもある巻物『リプリー・スクロール』だ。

ジェームズ・スタンディッシュ『リプリー・スクロール』(部分) 16世紀 大英図書館蔵 ©British Library Board

「薬草学」と「呪文学」。薬効を持つ植物は古くから世界中の書物に記録されてきた。「アロホモーラ(開け)」、ウィンガーディアム・レヴィオーサ(浮遊せよ)」などの魔法の力を持つ言葉も、「ハリー・ポッター」のシリーズには欠かせない。呪文に関する文献も、豊富に本展では紹介される。

「薬草書」15世紀 大英図書館蔵 ©British Library Board
クイントゥス・セレヌス・サンモニクス『医学の書』13世紀 大英図書館蔵 ©British Library Board

「天文学」も魔法学校の必修科目。大英図書館が所蔵するレオナルド・ダ・ヴィンチの「天体にまつわるメモとスケッチ」は世界に現存する約30冊のうちの1冊だ。「占い学」も世界中で重視された。手相占いやタロットなど、様々な占いが紹介される。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「天体にまつわるメモとスケッチ」 1506-1508年頃 大英図書館蔵 ©British Library Board
『古代エジプト占い師最後の遺産』 1775年 大英図書館蔵 ©British Library Board

「闇の魔術に対する防衛術」、「魔法生物飼育学」など、興味深いテーマがまだまだ続く。今もなお、世界中のファンを惹きつけている「ハリー・ポッター」の世界。大人になったハリーを描いた舞台劇『ハリー・ポッターと呪いの子』の衣装なども展示され、今なお広がっているその魅力が多角的に紹介される。

『エチオピアの魔術書』 1750年 大英図書館蔵 ©British Library Board

(読売新聞美術展ナビ編集班)

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