【次回のぶら美】大評判!「動物の絵 日本とヨーロッパ」展 家光のあの作品も 府中市美術館 10月26日放送

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★第388回 府中市美術館「動物の絵 日本とヨーロッパ」
~日本の仏教観・禅の心がかわいい動物画を育んだ!? 応挙・若冲・宗達、徳川家光の新発見名画も!~

★10月26日(火)よる8時放送 番組ホームページ

毎回ユニークな企画で話題を呼ぶ府中市美術館。現在開催中なのが「動物の絵 日本とヨーロッパ ふしぎ・かわいい・へそまがり」展です。日本とヨーロッパの動物の絵が約180点集結しました。日本と西洋の動物の絵を見比べていくと、歴史や宗教、文化の違いが明らかになってきます。

日本人が平安時代から親しんできたお釈迦様入滅を描いた「涅槃図」に、本家・インドや中国で見られるよりも、日本ではより多くの動物が描かれていた…そのワケとは?

円山応挙の代名詞である子犬の絵。どうしてこんなに「かわいい」のか?そこには、技術だけではない、応挙の凄さが隠されていました。

一方、西洋の動物の絵には、日本との大きな違いがあります。まず、「動物」が主役として描かれているものはほとんど存在しません。動物が描き込まれた「狩猟図」もキリスト教の教えがテーマになっていたりと、あくまで物語の一部。

そして、19世紀ヨーロッパにおいて、キリスト教的価値観を大いに揺さぶったダーウィンの「進化論」。それが人々に与えた影響が、絵画にも反映されていることが見て取れます。

番組の後半では、以前こちらに訪れた際に観賞し、大いに盛り上がった徳川家光直筆のゆるい絵も登場します。そのヘンテコな「兎図」や「鳳凰図」に加え、去年見つかったばかりの新発見の作品もあります。期待を裏切らない、脱力系の迷作(?)と思いきや、家光が持っていたとされる「禅の心」の解説を伺うと、見え方が変わってしまうかもしれません。

(読売新聞美術展ナビ編集班)

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